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「、、俺のポッケ1個しか入ってないよ」
「ええ少ないなぁ」
どれどれ。何が入ってんのか確認しようじゃないの。
お腹のところのポッケに手を入れたら、指先に何かが当たった。
引っ張り出すと、それは。
「開けてみて」
「……」
そっと開くと、
真ん中にキラキラ光る石が見えて、どきっとした。
箱を持つ私の手を、奨くんの大きな両手が上から優しく包み込む。
真剣な眼差しの中に、少しだけ覗く緊張感。
「これから先も、こんな風にずっと一緒にいてほしい」
「俺と結婚してくれませんか」
「、っ」
「おっ、と」
込み上がってくる感情が上手く言葉にできなくなって、勢いそのまま奨くんに抱きついた。
思いっきり息を吸うと胸一杯に広がる、香水と奨くんの匂いが混ざった落ち着く香り。
この広い胸に顔を埋められるのはこの世界で私だけなのか、嬉しくてしょうがない。
「……ありがとう」
「うん。どういたしまして」
「よろしくお願いします」
「こちらこそ」
「奨くん、大好き」
「ふふ。俺もだよ」
「死ぬまで一緒にいてね」
「怖いこと言うなぁ笑」
きっと何を言っても笑って受け止めてくれる奨くんが大切すぎて泣きそうだ。
もう一回ぎゅっと抱きついて胸元に耳をくっつけたら、思ったよりテンポの速い心臓音が聞こえた。
「……だからだ」
「ん？なんて？」
「奨くんまだドキドキしてる」
「そう？緊張してるもんなぁ」
「うん。だからコーヒー淹れたんだね、落ち着きたくて」
「あ〜、Aにはなんでもお見通しだね」
どうしてだか嬉しそうにそう言った。
でもね、わかるよ奨くん。私もなんか嬉しい。
「ドラえもんの話も狙ってたの？」
「いや。あれはたまたま」
「私ファインプレーだね、褒めて」
「あはは！そうだね。でかしたA！」
なんでもありな私を全力で褒めてくれる奨くんとずっと一緒にいたい夢は、きっと彼が叶えてくれる。
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♪ ドラえもんのうた
まさかの選曲で自分が一番驚いてます。
弟たちに振り回されて、でも見守って助けてくれるとことか
あーヨナシロさんっぽいな、って思いました。
意味もなく奨くん奨くんってたくさん呼んで振り回したい。そんで困った顔して笑ってる様子が見たいです。
酷い願望だなぁ。
ツキコ
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ツキコ(プロフ) - ななしさん» お返事が遅くなってしまいごめんなさい、、！コメントありがとうございます🥲リアリティ求めてたら書いててちょっと苦しくなりました笑 伝わったようで嬉しいです🙌更新がんばります〜！！ (2022年5月7日 21時) (
レス) id: f54c094325 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 純喜のやつ、リアルでやばいですね⋯お話好きです✨ご無理はせずに！更新楽しみにしています⋯🥰 (2022年3月30日 0時) (レス) @page31 id: 18bfafaa9d (このIDを非表示/違反報告)
ツキコ(プロフ) - はなさん» 外し忘れていました…！報告していただきありがとうございます！ (2022年1月17日 18時) (レス) id: f54c094325 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたっちゃってますよ……！ (2022年1月17日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツキコ | 作成日時：2022年1月16日 22時
