【ハイキュー!!】月島の双子の弟は青葉城西でバレーの楽しさを知る２

食後 ページ8

立「そろそろいいんじゃねーか？」




火をつけたり広げたり、色々と苦戦したところもあったが今目の前には美味しそうな肉や野菜が並んでいる。


それを紙皿に沢山盛る。




立「いただきます！」



峯「いただきまーす」



国月「『いただきます』」




十分に焼かれた肉を焼肉のタレに付けて口に入れる。




『……うま』



立「肉うめぇー！」




隼人が買ってきた肉はいつも家で食べるような安い豚肉だが、みんなで食べることによっていつもより美味しく感じた。







食材を1つ残らず食べ尽くし道具も片付け終わった後、隼人が動き始めた。




立「川行こうぜ！」



『早いって。まだ食べ終わったばっかでしょ』



立「消化だよ消化！動こうぜ！」





BBQが終わってすぐ半裸になった隼人に手を引かれ強制的に立たされる。


そのまま隼人は歩き出した。




『わかった！わかったから脱がせて』




Tシャツを脱ぎ、俺も半裸になる。




立「えちょ、A細すぎねーか？ちゃんと食ってるか？」



『食べてる』




俺は元々食べても体に表れない体質だ。


隼人は筋肉が目に見えてわかるくらいついている。



なんだこいつムカつく。理不尽だけど。




立「じゃあ行くぞー！」



『ぅわ、』




隼人は俺の腕を引っ張ると川に向かって走り出す。




『おい危ない、危ないって……っわ！』




そしてそのまま川に飛び込んだ。




『…っは、はぁ、死ぬかと思った…』



立「川冷たくて気持ちいーな」



『ねぇ危ないでしょ！走るな飛び込むな！』



立「ごめん！ごめんなさい！ちょっと舞い上がっちゃいました！！」



峯「2人とも大丈夫ーっ！？」




蓮が上から声をかける。


その横には英も立っていた。




立「おー！蓮も英も早く来いよ！」




蓮に呼ばれ2人とも下に降りてくる。


2人は水着の上にパーカーを着ていた。



焼きたくないんだろうな…。




峯「水鉄砲やろー！」




蓮と英の手には水鉄砲が2つずつ。




立「おーいいぜ！グッパーするか」




グッパーの結果、俺は蓮とペアになった。




峯「Aくん、よろしくね」



『うん』




ルール等は特にない。


ただ水鉄砲で攻撃し合うだけだ。




立「じゃあ行くぞ！よーい……スタート！！」

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