15-JGside ページ17
JGside
あれからどれだけの時間が経っただろうか
5分?10分?
とても長く感じる
「今何時?」
A「13時です。」
「まじ?そろそろ戻るか。」
立ち上がればAの手を引き
「無理しなくていいから」
と柄にでも無いことを告げる
A「大丈夫ですよ。」
「強がんなって」
A「強がってません」
「目腫れてるくせに」
A「うるさいですよ」
なんやかんや会話が出来るくらいの仲になった
「さ、行くぞーー」
ぎゅっと手を握る
A「手繋ぐ意味あります?」
「多分ある」
なんで俺手繋いでんだろうね
自分でも不思議〜
いつの間にかAに対する怒りなどは綺麗に消え去っていた
ガチャッ
「ジンヒョン大丈夫ー?」
JN「大丈夫だぞ!てか、どこ行ってたんだ!Aちゃんも。」
A「すみませn」
きゅっと少し手を繋ぐ力が強くなった
Aの言葉を遮る様に
「仲良しになってきました」
『?!?!?!』
皆見た事もない顔で驚いている
そりゃそうだ
A「仲良しになったつもりは1ミリもありません」
「冷たっ!」
A「うるさいですよ。」
「はいはい、Aは座ってようね〜」
と、椅子に座らせる
A「刺しますよ?」
"ポールペン?"
"それともシャーペン?"
そう問いかけると少し笑みを浮かべ笑った
案外この関係も悪くないかもしれない
NJ「呼び捨て..?」
JN「笑った..?」
JH「(俺は昨日見たもんね)」
YG「...可愛いじゃん」
ユンギヒョンの言葉を聞き逃さなかった
「ユンギヒョン。聞こえてますよ。」
あ、寝たフリした
TH・JM「僕達も仲良くなる!」
「めっちゃメンタル鍛えられるぞ。まずは鋼の心臓を用意したほうがいい。」
ギロッと睨まれる
おー、怖
でも
Aが何を考えているのか
さっぱり分からない
どうやって人生を送っていたのか
味方はいたんだろうか
.
.
ねえ、俺らじゃダメ?
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作者名:nu- | 作成日時:2021年10月8日 20時