34 ページ37
※少し修正しました
『……というわけで、料理とはとても大事で食事ってのはもっと凄く大事な事なので、今後食材を無駄にするような行為は……』
「いえ！！絶対に致しません！！涙」
「貴方様の神のスープを飲んで私たちのスープが如何に劣悪だったのがすぐに分かりました！！涙」
「もう二度とこの様な事が起きぬよう精進したいと思います！！！涙」
『じゃあ直ぐに夕食の準備に取り掛かってください！レシピは説明した通りの手順でやる事！！いいですか！』
「「「「「「ハイル•A！！！」」」」」」
shp「うわ、従えさせたわ…(ドン引き)」
私は兄さんがぐっすり寝ている事を
確認してまたあの厨房へ戻った
そういえばこんな小娘が啖呵切って
あんな罵倒する様なこと言って
大丈夫だったのかと思うと
ドンドンやってしまったことに対して
罪悪感が積もっていく
怒られるかな…と思いつつ顔を出すと
料理人全員が涙を流しながら土下座をしていて…
私が驚いてると、料理人は
一斉に私を褒めちぎり始めた
顔から火がでそうなくらい恥ずかしさで
真っ赤になったがそろそろ夕食の時間だと思い出して
直ぐにスープと玄米の炊き方を教えた
あとはまだ使えそうなしなしなの野菜と
少しパサついた肉を炒め
即席野菜炒めを用意することにした
早速作業を始める料理人達だが、
さすが城務めなだけに
エルズさんより手際が良く捌き方も綺麗だ
私とショッピは出来上がりを確認する係なので
遠目から動きをチェックするという感じだ
shp「……そういえばすっかり夜になりましたね」
『…はっ！ホントだ！エルズさんも心配してるよね？味見したら帰らなくちゃね』
shp「…俺は早く帰りたいっすけど」
『もーちょっと待ってよ。夕ご飯美味しいの作るからさ』
shp「…クラムチャウダー食べたい」
『ハハッ、分かった』
すっかりクラムチャウダーの虜になったショッピは満足そうにニヤリと笑い壁を枕に寝始めた。ここに来てから忙しなく働かせたから疲れたのね…ありがとうショッピ
そしてしばらくして仕込みが全て完了し
味見をして…まぁ悪くないか
そう判断してOKを出すとすごい喜んでいた
『…これで満足せずにドンドン美味しい料理を作ってくださいね…また確認しに来ますから(ｷﾞﾛｯ)』
「「「「は、はい！！！涙」」」」
shp「(屈強な男たちに睨むAさん草…)」
これで今日の夜はみんなが
栄養ある食事を取れるだろう
私達もそろそろ、帰らないと
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5388人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ギオ - 私事ではありますが、私料理パロ大好きなんですよね。はい。それでですね？、あの、神？貴方様は神ですか？めっちゃ面白いのですが。え？神がおる…。ありがとうございますｯ！ (2022年11月12日 10時) (
レス) @page11 id: 197ff74d89 (このIDを非表示/違反報告)
くろいるか - しょっぴくーーーーーーん！！！！！！かわええええええええええええ (2022年10月10日 20時) (レス) @page50 id: ebfe8bc644 (このIDを非表示/違反報告)
雅楼《がろう》 - お久しぶりです！覚えてますかね？w sypすごくかわえぇです！grさんの呼び出しも気になります…甘いものを作ってくれ！…とかw気楽に待ってます！体調に気をつけてください！ (2022年4月24日 17時) (レス) @page50 id: 35ff6ee2bb (このIDを非表示/違反報告)
ここ - この作品が生き甲斐といってもいいほど大好きです！ショッピくんかわええ、 (2022年4月19日 22時) (レス) id: 65d5889dde (このIDを非表示/違反報告)
からす - 素晴らしいです！こんなに上手く料理できたらなぁと思いますというか真殿さん表現うますぎませんか？ (2022年3月11日 19時) (レス) @page10 id: b5e9f927d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真殿 | 作成日時：2020年12月18日 10時
