神々が住う世界 (ページ2)

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　　　狗神スバル　Ⅰ ページ2

アストライオス「貴方達が此処に来た原因が分かれば、話が早いのですが...。」

鈴川「うーん...」

井上「...あるかなぁ...,。」

山崎「えーと...」

石川「うーん..」

イーリス「大丈夫ー！そんなに無理に思い出しても人間は逆に記憶がどんどん消えていくだけだからねー」

鈴川「そうなんですか⁈」

山崎「え、じゃあやめよ...」

石川「そっか...」

井上「そうですか...教えてくれてありがとうございます。」

イーリス「どう致しまして～」

ホーラ「貴方達に原因が無ければ...私達に原因が有るということなんですけど、イーリスとアストライオスは心当たりありますか？ちなみに私はありません。」

イーリス「うーん...?無いけどー？」

アストライオス「...そうですねー。私も無いですね...」

イーリス「...じゃあ～どうする？」

ホーラ「このままでは悪な神達が人間の存在に気付いてしまう...。」

アストライオス「まずは私達の知り合いから情報提供して貰いましょう！」

イーリス「じゃあ、僕の大親友の狗神のスバルを呼ぼう！」

アストライオス「そうですね！スバルなら何か知っているかもしれないですしね！」

イーリス「じゃあ、呼んで来るね～」

そう言うと虹の神、イーリスは狗神のスバルを呼び

イーリス「連れて来た！！彼が我が親愛なる大親友の狗神のスバルだよ！！スバル！人間の鈴川と石川と山崎と井上だよ！」

スバル「...」

ホーラ「イーリス、彼は大丈夫なのですか？」

アストライオス「さっきからずっと無言だけど...？」

鈴川「えっ、えっと..大丈夫ですか？」

スバル「鈴川～！！」

そう言うと狗神のスバルは勢いよく鈴川に飛び付いた

鈴川「わぁっ！」

イーリス「もう知り合いだったんだー！」

アストライオス「鈴川さん大丈夫ですか⁈」

スバル「鈴川！！ずぅ～とっ！！！探してたんだよ！！！良かったぁ～！鈴川が死んでいたら..僕....どうしていいか...わ、分からないよ...！！」

鈴川「え、えっと失礼ですが...誰ですか？」

スバル「えっ⁈ 鈴川...ぼ、僕を忘れてしまったの？..ぼ、ぼ..僕だよ！スバルだよ！！鈴川のスバルだよっ！！」

イーリス「大丈夫⁈ スバル！！」

スバル「鈴川が...僕の事を忘れた、忘れてしまった...？ど、どうしてぇ？ねぇ、鈴川...思い出してよ！僕だよ！鈴川の大好きなスバル！！」

一体、狗神のスバルと人間の鈴川はどういう関係なんだろうか。それは次で明らかになるだろう。