サボり魔な”第二補佐官”が”ブラック本丸”に行く話 (ページ4)

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三日目ページ4

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『こんのすけ君、審神者部屋には何があるんだい？』

こんのすけ「前任のﾀﾋ体がございます！！」

『そっかーー、ﾀﾋ体がーー。』

ﾀﾋ体ねぇ。

『はぁ！？ﾀﾋ体！？』

こんのすけ「はい！！」

そんな元気いっぱいに返事されてもこっちが困るんだけど？？

てか、そのまま放置されてたの！？

こんのすけ「入るにも、刀剣男士様に入れてもらえなく…。」

『で、放置になったと……。

うん、審神者部屋じゃなくて離れに行こうか！！』

こんのすけ「はい！！」

結局行先は審神者部屋ではなく、離れになった。

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『埃っぽいな…。』

こんのすけ「ｹﾞﾎｯ!!ｺﾞﾎｯ!!ﾌﾞｧｯｸｼｮﾝ!!」←

『え、汚っ。』

こんのすけ「審神者様がおかしいのでございます！」

離れについたはいいが、少し埃っぽい。

暮らすには少し抵抗がある。

こんのすけ「これ住めませんよ！？蜘蛛の巣だらけですからね！？」

『地獄よりかはましだわ、どあほ。』

こんのすけ「地獄と比べないでください！！」

こんのすけ君が何か言っているが無視する。

にしても、蜘蛛とかならまだいいけど、これＧ出てきそうだな。

それはいかん。びっくりして離れごと吹っ飛ばすかもしれん←

『でもまぁ、この部屋だけは掃除して寝ようか。』

こんのすけ「はい…。」

『こんのすけ君、ほうきとか持ってきて！！』

こんのすけ「分かりました！」

バタバタと走って掃除道具を探しに行ったこんのすけ君を差し置いて、私は結界を張ることにする。

せっかくの睡眠を邪魔されたくはないからね。

入ってこれる者は私に対し、殺意や敵意のない者。

そう念じると瞬く間に結界が完成する。

うん、これでこの離れを掃除すれば完全にサボれる家の完成だ！！←

こんのすけ「審神者様…、た、助けて…！」

『あ、ごめん。一匹はさすがにきつかったよね。』

こんのすけ君がたった一匹で、箒やら雑巾やらを持ってきていた。

ごめん、本当にごめん。

私は箒を受け取り、掃除を開始した。

こんのすけ君は雑巾がけだ。

さぁて、頑張りますか！！