サボり魔な”第二補佐官”が”ブラック本丸”に行く話 (ページ2)

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一日目ページ2

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鬼灯「今日からブラック本丸の審神者もやってください。」

『………え？？』

鬼灯君からそんなことを言われたのが一時間前。

私は時の政府というところに来ていた。

正直に言おう、帰りたい、めんどくさい、寝たい←

いや、本当は行きたくなかったんだけどね！？鬼灯君に脅されたの！！

私が審神者になる訳は。

歴史改変。
↓
死者の命日が変わる
↓
あの世が混乱。
↓
仕事が増える。

という訳である。

ただでさえ、大変なのにこれ以上仕事が増えると寝れない。

まあ、サボるけど。鬼灯君に丸投げするけど。←

政府「初めまして、A様はこれから本丸に行っていただきます。」

『はいはい、車に乗れば良いのかい？』

政府「はい。」

葬式にでも出るんかと思うぐらい黒い服装をした政府の役人と車に乗る。

その時に審神者とかブラック本丸とか刀剣男士とかの説明をされたが、寝たので覚えていない←←

私がそのことに後悔するまであと一時間。

『ここがブラック本丸………。』

私はでっかい門……といっても地獄の門は大体この大きさなのだが、世間的には大きい門の前にいた。

“ブラック"本丸と言われているほどだから黒だと思ったら普通に茶色だった。

というか政府の役人さん帰っちゃったよ。一緒に入ってはくれないんだね。

『えっと、こんのすけ君……⁇』

こんのすけ「はい!!お呼びでしょうか!!」

『役人に審神者名決めろって言われたけど、地獄の第二補佐官にいると思う?既に殆どの神様に名前知られてるのだけれど……。』

こんのすけ「…………いりませんね……。」

だよね、知ってた。だって私閻魔大王の第二補佐官よ。

とは言え…この門、本丸ってより、お化け屋敷……。

『やーい!!お前んち、おっばけやー((「お辞めください」うっす。』←

こんのすけ君に遮られた。

『にしても、此処に居るの神様にじゃなくて幽霊とか亡者何じゃないのかい?』

こんのすけ「どうでしょう……。」

私はこんのすけ君をしっかりと抱く。

あっ、管狐でもあったかいんだ…。シロ君抱いてる気分だわ…。

『ねぇ、前任って……』

こんのすけ「はい、こう刀剣男士様たちにバッサリと……。」

『oh……………。』

聞かなきゃよかった。死にはしないけど、私痛みは感じるんだよ。

＿＿＿＿＿ギィーー。

私は門をそっと開けた。

これから始まるのは感動の物語＿＿ではなく私のサボり日記である←