【ヒプマイ】ショタコンがゆく。

Battle.8 ページ9

＊Aside



戻ったら人が増えていた。何故。



一郎｢俺らBuster Bros!!!｣

｢いち兄ー！！！！かっこいいです！｣

｢兄ちゃんサイコー！！！！｣


オッドアイとホクロのまさかのコラボ！まさしくこれは運命の出会い！？な、お顔の良い3人組。


一郎さんとは面識があるから分かるけど、あとの2人はわかんないな。でも、なんとなく兄弟みたい。なんて思いながら一郎さんに軽くお辞儀をする。

私に気が付くとこっちに近づいて来る一郎さん。



一郎｢よぉ！Aじゃねぇか。久しぶり｣

『ちょ、やめてくださいよ…！お久しぶりです』



挨拶だけだと思ったら私の頭を撫でる一郎さん。
髪の毛がボサボサになるからやめて欲しいけど、あまりに撫で心地がいいから、やめて欲しくない。
…気持ちいい、というか、心地良い。



｢いち兄！ずるいです…！！僕も撫でてください！｣

｢にーちゃん！俺も！俺も撫でて！｣

一郎｢お前ら男だろ？｣


その言葉にうっ、と口ごもる兄弟くん。
でも…！と反抗する声に一郎さんは、ふっと笑うと、｢冗談だ。ほらこっち来い。｣とニカッといい笑顔で笑う。
その言葉に｢いち兄！｣と抱きつきにいく兄弟2人組。


いや、可愛い。
一郎さんの弟さん達可愛くない？
いや、可愛すぎじゃない？
何あれー！！！萌えるぅー！！！！
最っっっっ高ですわ！！！！！

おかわりないですか？？




乱数｢Aー、僕も一郎に撫でて欲しいけど今無理っぽいから、Aが撫でてくれないかなー？｣



私の隣にいた乱数くんが私の袖を控えめに引っ張って、少し上目遣いで聞いてくる。


あー！！！！！！可愛いの可愛いがいたの一瞬忘れかけてたぁぁぁぁあ！！！！何この破壊力ぅぅぅぅ！！！！！

待って可愛い。なにこれ可愛い。

ジーザスポーズを取ろうとする私の体を必死に抑えて、YESの意思を伝えるため頷いた。


ぱぁっと、花が咲くように笑う乱数くんが可愛い。

そしてしゃがむ体制になる乱数も可愛い。


恐る恐る乱数くんの頭に手を乗せて撫でると、んっと声を漏らしながら目を細める乱数くん。
何その女子力。

Aさん撫で続けちゃうよ？いいの？
こんなに可愛い乱数くんを撫で続けちゃうよ？



天使の笑顔にときめいてると理鶯の｢A、小官のも撫でてくれ｣とかいう言葉も聞こえなくなるんだね。あと、なんかいやらしく聞こえるから自重した方がいいと思うよ。




自重した方がいいと思うよ。

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