悪魔の実？いいえ。体質です part7【ワンピース】 (ページ50)

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〜A〜

どれほど歩いたか

みんなと一向に会えない

落ちたのが私達だけなんてないよね

そんな不安になるぐらい人の気配がしない

歩いているのは人を探すため

それとも出口を探すため

どっちなんだろ

シャンクス｢A。そこ、居心地悪くないか。嫌ならハッキリ言っていいんだぞ｣

｢ここがいい｣

エドワード｢自称父親なら、娘の考えてることぐらい理解したらどうだ｣

シャンクス｢は？｣

エドワード｢なんだ。おれとやろうってのか｣

この二人が戦っちゃったら私が巻き込まれて危険だ

降りなきゃ

じたばたしてると、どこからか点々とした灯りが近づいてきた

サンジ｢Aちゃーん♡やっと会えた……ね……｣

ハンコック｢なぜそのような場所におる！？｣

｢だって……シャンクスさんがキ、キスしてくるから｣

シャンクス｢うん。あのなA。素直なのは良いことなんだが今はやめような｣

｢？？それにしても暗いですね｣

サカズキ｢そうじゃのォ。おいボルサリーノ。早く灯りをつけい｣

ボルサリーノ｢人を電気みたいに言うのはやめて欲しいねェ〜｣

ピカピカの実って速く動けるだけじゃないんだ

名前の通り明るくしたり出来るのか

ちょっとワクワクして待ってると、辺りがだんだんより暗くなってきた

エースとマルコの炎が消えたんだ

エドワード｢なにしてんだ？おめぇら｣

エース｢いや、ちが……｣

マルコ｢能力が使えなくて……｣

ルフィ｢うお！？体が伸びねぇぞ！！｣

能力者の力を使えなくする？

それは言い換えれば普通の人間になったということ

ここは全てを“無”にする

昔、お父さんが言ってた場所

そうだ

確かこんな風に希望を与えないように真っ暗で、引き返すことが許されない

ここは地獄への入り口