悪魔の実？いいえ。体質です part7【ワンピース】 (ページ49)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:129,103 hit

315 ページ49

〜A〜

｢っ……てて｣

また体が浮くのかと思いきや、今度は真っ直ぐ下に落ちた

誰かがクッションになってくれたおかけで怪我をせずにすんだ

シャンクス｢Aは本当に軽いな｣

｢あ、どうも｣

シャンクスさんは私をじっと見たあとコツンとおでこを当てた

まさか………と、嫌な予感がしながらもどうにかこの場をやり過ごす手段を考えたけど、遅かった

唇が重なって舌が絡む

ここがどこだか分からない上に少し薄暗いから、雰囲気に流されそうになる

シャンクス｢拒まないなら、このまましていいのか｣

エドワード｢ほう。いい歳した大人がその辺の区別がつかないとはな｣

シャンクス｢白ひげ。もっと空気読んでくれ｣

エドワード｢大切な娘をおめぇみたいな危険人物と一緒にいるかもしれないと思うと、足が勝手に動いてな｣

シャンクス｢誰が危険だ｣

薬の効果が続いてるかと思ってたけど、本人の意志だったのか

それならその理性、我慢出来たよね

シャンクスさんから離れてオヤジに向かってめいっぱい両手を広げると、察してくれて抱き上げてくれた

腕の中(ここ)が一番安全

｢ところで他のみんなは？｣

エドワード｢それを今、探してるところだ｣

シャンクス｢はぁ……。見事にバラバラに落ちたのか｣

洞窟を思わせるような場所だな

あんまりウロウロしてると迷子になりそうだけど、私はオヤジの腕の中だから安心

辺りを見渡しても人はいないし、何もない

こんなとこでどんな修業をするんだろう