君って本当に不思議２【時透無一郎】

コインが無くても ページ8

貴方Side


炭「偶然だよ。それに、裏が出ても表が出るまでなんどでもなげつづようとおもってたから。ﾆｺｯ」


カナヲ「っ、…」


炭「元気でー！」


炭治郎…あなたってひとは…


『カナヲ』


カナヲ「…A…」


『コイン、これからどうするの？投げて決めるの？』


カナヲ「…ううん。もう使わない。…炭治郎に言われたから…」


『そう。いいと思うわ。しのぶも喜ぶでしょうね』


カナヲ「師範…？なんで？」


『…ふふっいつかわかるときが来る。その時分かればいいの。そうだ、カナヲ。今度、刀鍛冶の里でも行きましょうか。そろそろ刃こぼれしてくるときなのよ』


カナヲ「…うん。楽しみにしてる」


『！！じゃあまたね。なほたちに会いに行ってくる』


カナヲ「うん、またね」



進歩、よね…なんだか悲しいわ…


伊之「A子！アイコはどこだ！」


『アイコ？あぁ、アオイね。庭にいるとおもう。アオイに用事?』


伊之「どんぐり見つけた！それと衣のついたアレが食べてぇからアオコをさがしてる！庭か！猪突猛進！」


あらあら…こっちもかしら？無一郎…会いに行ってみましょうか…







『き、来てしまったわ…とりあえず無一郎は…ーーーーー』


無「どうしたの？」


『っ！？無、無一郎…驚かさないで…ビックリししてまったじゃない』


無「ごめんごめん。で？Aが屋敷に来るなんて初めてだけどどうしたの？」


『元気かなって。…駄目だったかしら…？』


無「っ、////べ、別に…あ、今から時間ある？甘味処いこう」


『え、えぇ(これって甘露寺さんの言ってたでぇーと、というものではないのかしら…？』


無「(これ、デートじゃない？うわぁ…二人きりなんて久々かも…)」









無「あ、みたらし団子とあんみつがきたよ。食べよっか」


『ここのあんみつは最高に美味しいのよね…善逸のおすすめは外れがないわ…』


無「…そういえば、裁判の炭治郎って人とどんな関係なの？友達？」


『従兄弟よ。…おいしー、…ﾓｸﾞﾓｸﾞ』


無「…ねぇ、一口ちょーだい？」


『んん！？えっと…スプーンをもう一つ貰って…』


無「え？別にそれでいいでしょ。はやく」


『……///はい。どう？満足？』


無「うん。満足(照れ顔みれた…可愛いなぁ…Aって不思議。かっこいいときもあるし、いつもは可愛い。照れ顔とか最高。でも、









なんでそんなに瞳が悲しそうなんだろう…)」

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