君って本当に不思議２【時透無一郎】

しのぶの毒について、カナエさんに ページ7

貴方Side
２週間後…



『あら、常中ができてる。よく頑張ったわね、炭治郎、善逸、伊之助』


炭「頑張った…ほんとに頑張った…」


善「任務…これから任務…ｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」


伊之「こんなこと楽勝だったぜ！」


『そう。連、次の任務は炭治郎たちと一緒なの？』


連「炭治郎、善逸、伊之助トトモニ無限列車！無限列車ー！」


炭「無限列車…？」


善「列車かぁ…」


伊之「なんだそれ。うまいのか？」


『柱は私だけかしら？』


連「カァー！炎柱、煉獄杏寿郎モ合同任務ダ！」


炭「煉獄さん…あ、あの人か」


善「誰？その人」


炭「柱の一人だ。えっと…髪が特徴的な人だ」


『髪だけじゃなくて存在感も特徴的よ』


善「どんな人なんだ…」


伊之「衣のついたアレが食べてぇ！」


炭「また後でな。さ、屋敷のみんなに挨拶に行こう！」


『カナエさんのところに行ってるわね』


炭「あぁ！またあとでな！」









ｺﾝｺﾝ



カナエ「はーい？どうぞー！」


『失礼します。カナエさん。そろそろ任務へ出かけますので挨拶にと』


カナエ「わざわざありがとうー！次の任務は煉獄さんとも一緒でしょう？気をつけて行ってきてね！Aちゃん、回復の型を使えるけどみんな心配してるのよ？特にしのぶとか！」


『そうです、今日はしのぶについて報告に来ました』


カナエ「しのぶ？何かあったの？」


『しのぶは上弦の弐の童磨を、自分を犠牲にして倒そうと考えているみたいです。

そのため、藤の花の毒を服用しています。しのぶ自身に多少なりとも影響はあると思いますが、それよりも囮としてしのぶを使うことに心配ですので、上弦の弐と戦うときはしのぶにも気をつけてください』


カナエ「っ…ありがとうAちゃん。しのぶは、絶対に殺させない。教えてくれて助かったわ。…今から出かけるからしばらく留守を頼んだわよ？」


『ご安心を。私も屋敷のみんなに挨拶に回ります。…カナエさんも幸せになってくださいね』


カナエ「私はもう幸せよ〜？じゃ、またね」


『行ってらっしゃいませ』









炭「カナヲ！」


炭治郎とカナヲ？珍しい組み合わせね。


炭「頑張れ！人は心が原動力だから、心はどこまでも強くなれる！！」


カナヲ「あっ、…」


炭「じゃ、またいつか！」


カナヲ「な、なんで表を出せたの？(投げる手元は見てた…小細工はしてなかったはず…)」

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