幼馴染みVSロイヤル宮舘。 (ページ9)

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ロイヤル宮舘ページ9

「え。愛海ちゃん今日の歓迎会来ないの！？」

愛海「マジごめん！彼氏が急に昨日から風邪引いちゃったみたいで、熱が38度以上あるらしくて…私が看病行かないとなんだよね…。幹事には一応『急用ができた』って言ってある」

「38度！？それはたしかに看病行ってあげたほうがいいよ…。彼氏さんにお大事にって言っておいて？」

愛海「本当、Aごめんね…！私の会費ぶんまで飲みまくっといていいから！」

「んー、たぶんそれは無理だよ…(笑)」

愛海ちゃんは豪酒だ。私と愛海ちゃんが入社したとき行われた合同入社歓迎会のとき、幹事から『とんでもなく酒飲みの女が入社してきた』と言われたくらいお酒に強い愛海ちゃん。

その時私も横にいて彼女の豪酒ぶりを見ていたが、後から聞くと本人はまだまだ飲めると言っていたので愛海ちゃんレベルで私が酒を飲もうものなら確実に酔い潰れるのは目に見えてるから…(笑)

というわけで、同期で仲良しの愛海ちゃん不参加の宮舘さん歓迎会に参加することに私はなった。愛海ちゃんいなくて寂しいけど…彼氏が風邪なら致し方無いよね…

そういえば前に、康二が風邪引いたとき一人暮らしで風邪引いて動けない時の辛さは痛いほどわかるので、家事ができない私でも買い物くらいならできるから看病しに行こうか？
と提案したが『ありがとう。でも、Aに風邪うつしたら嫌やから気持ちだけ受け取っとく』と軽く断られた事があるが、私が高熱出して寝込んだときは、むしろ自分の家に早く帰ったほうが良いのでは？というくらい、ずーっと私の家で風邪引きの私を看病してくれた康二。

その時に、胃の消化に良いお粥や、煮込みうどんなど私に作ってくれたし、デザートにうさみみリンゴまで剥いてくれた康二は私と違って凄く家庭的な奴だと感じる。

本当、家庭的でいい父親になりそうだよな～…