幼馴染みVSロイヤル宮舘。 (ページ38)

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「私なんかのどこがいいんですか…？宮舘さんには、もっと素敵で綺麗な方がいるのに…」

宮舘「Aさんは素敵ですよ。好きになった理由は言葉にするのは難しいですけど、好きだって思ったので、これからAさんの事を知っていきたいんです」

「いつから好きって思ってくれてたんですか…？」

宮舘「出会ったときから綺麗な方だなと思ってましたけど、お仕事でお話しする機会を重ねるにつれて、Aさんに思いを募らせる事が多くなって自分の気持ちに気づいた形ですね」

「私っ、宮舘さんもご存知かもしれないですがダメダメ人間ですよ…？できる事よりできない事の方が多いし…」

宮舘「自分がどういう人間なのかは、自己評価も必要ですけど周囲の人から見た評価も大切だと僕は思います。Aさんは自分をダメだダメだと言ってますが、僕から見たAさんはダメな人だとは思いません」

信じられないくらい急展開でも、人生最大の緊急事態発生で突然好きな人に告白されてパニックだとしても…今、目の前にいる宮舘さんの嘘の無いまっすぐな瞳にその真っ直ぐな言葉に私はいてもたってもいられなくなった。

私も、ずっと宮舘さんの事が好きでしたと伝えたくて「あの…返事は今でもいいですか？」と彼に言った。

宮舘「えっ、今ですか…！？」

珍しく…というか、私が見るに初めて動揺の表情を見せた宮舘さんに「私も宮舘さんの事が好きです」と私が言ったら驚いたのか唇が半開きになった宮舘さんが「えっ！？」と更に目を丸くして驚いた顔を見せた。

そんな目を丸くして驚いた顔ですら可愛いんですけど！！

なんて呑気に思っていたら、「あ、すいません…突然の事で動揺してしまいました…」とまだ驚いているのか半開きの唇のままの宮舘さんに、
思わずクスクス笑ってしまう(笑)

「私も凄く驚きましたよ…(笑)私もずっと宮舘さんの事が好きでしたから」

宮舘「えっ、それは初耳です。」

「だって今言いましたもん(笑)」

宮舘「となるとだいぶ前から僕たち両思い…
だったんですかね…(笑)」

「そうかもしれないです、いつからかはわからないですけど…(笑)」