幼馴染みVSロイヤル宮舘。 (ページ18)

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普段の仕事をこなしながら同時進行で、ウェディング担当の指示に従いながら会場の掃除や道具の設置などなど…アシスタントとは要約すると雑用係りでもある。

アシスタントは担当の指示に従えばいいだけの話しなので気がラクだが式担当のプランナーは、いくらそれが仕事とはいえどお客様にとって人生最大と言っても過言ではない『結婚式』の管理、提案をするのだがらその責任感が凄い…

私には責任が重すぎて絶対向いていない。
ウェディングの専門知識どうこう以前に私の場合、自分の結婚憧れとかそういうのがどうも他人の結婚式と結び付かないらしく…

成人してから、この会社で結婚式の手伝いを
今回のように人手不足や経験してみろ！ということで仕事で見る機会もあれば友達の式にプライベートで参加したこともある。

けれど、どうしても他人事としか思えないのだ。

もちろん、『末長くお幸せに』とは思うけど…
もともと結婚式というものに深い思い入れがあるわけでもなくやはりどこか他人事。

それが普通なのか普通じゃないのかわからないけれど、きっと私みたいな考えの人はプランナーに向いてないということだけは自分でも痛いくらい実感している。

きっと宮舘さんは心の底から新郎新婦に寄り添うウェディングプランナーなんだろうなー…

彼の普段の仕事ぶりは直接見たことはないが、
なんとなく、いや絶対にそんな気がする。

真面目で誠実で…そんな雰囲気が宮舘さんには
あるし、現に少し会話しただけでもその品の良さが滲み出ているから。