幼馴染みVSロイヤル宮舘。 (ページ25)

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アシスタントペアとして、今までよりは話す機会ができたので宮舘さんの事を前よりは知ることができた。

宮舘さんも私と同じで幼馴染みがいるらしい。
幼稚園が一緒でその後、高校と専門学校が一緒だったらしく宮舘さんと同じでウェディングプランナーになったとか

宮舘「幼稚園の時、その幼馴染みと同時に双子の姉妹の女の子を好きになったこともあったし、ずっと一緒にいたせいか何を考えてるかとかわかるから不思議なんですよね」

宮舘さんの口にする幼馴染みの翔太さんって人は宮舘さんと性格は似てないのに考えてることが長い付き合いなのでわかるらしい。

でもそれは、お互いが理解しようとする気持ちがあるからだと私は思う。お互いに大切に思ってるし、わかりたいって無意識に思ってるんだと思うなー…

「会ってみたいです、その翔太さんって人」

宮舘「いつか、Aさんが結婚式をするときに頼めばウェディングプランナーしてくれますよ」

「じゃあ一生会えなさそうです…」

宮舘「Aさん、結婚に興味がないんですか…？」

いや、興味がないとかではなくて相手がいないだけです…と言っていいものか悪いものか。

「私みたいなのが結婚への道は程遠いですから…」

宮舘「そんなことないですよ、Aさんは素敵ですよ？」

本日も紳士的な言葉を私にくれる宮舘さんに「ありがとうございます」と言うと「いえいえ」と微笑み返してくれた。

宮舘「今日は午後も一緒に僕たち二人で作業ですから、お昼ご一緒でもいいですか？」

宮舘さんの誘いに「はい！」と返事したはいいものの…話の流れで会社の休憩室で二人で昼食休憩ってことになったんだけど…

「宮舘さんは…お弁当手作りなんですね…」

宮舘「朝は時間がないので軽いおにぎりとおかずくらいですけど一応(笑)Aさんは、お昼ごはん何も食べないんですか…？」

えっとですね…宮舘さんと二人で向かい合って社内でお昼取るなら、私だってお弁当くらい手作りで…って作れないけど…でもせめてコンビニのパンくらいにしてたのに！

なんで今日に限ってコンビニパンじゃなく、
カップ麺をお昼にしようと思ちゃったんだろ…
前に宮舘さんの歓迎会のとき専務とか女子社員からディスられて宮舘さんが庇ってくれたのに、結果再び宮舘さんの前でその姿を晒すことになるとは情けないよー…