天然か? ページ23
Aは、軽い足取りである目的地へと向かっていく。
一応、ブルーロックへの出資者及びスタッフなので自由にうろついてもよかったが絵心に止められて今までブルーロック内を回ったことはほぼなかった。
絵心「先輩、わかってる?ここは、W杯優勝のための世界一のストライカーを生み出すための施設で、275人の"男子"高校生が集められてる。」
絵心はあえて"男子"という言葉を強調していうがAは気づいていない
「あぁ、知っているよ。そんなプロジェクトに抜擢されるなんて私の後輩はさすがだね。」
絵心「・・・」
それどころか流れるような褒め言葉に一瞬絵心も流されそうだった。
絵心「話ずらそうとしない。」
「ありゃ、そんなつもりはないのだけど」
とぼけるように言うAだが、狙っているのかそれとも天然なのか絵心にもわからない。
絵心「とにかく、先輩は不要不急の立ち歩きは控える。」
「必要火急なんだよー。ね。お願い。どうしてもなんだ」
Aがどうしてもと言うので絵心も頷かざるを得なかった。
ということで、今Aはブルーロック内を歩いている。
まず一つ目の目的地に着いた。
「やぁ、千切くん。いるかい?おっ、いるねぇ試合見たよ吹っ切れたのかな?足もなかなか早いじゃないか。でも私の方が速いと思うな。」
音を立てて開くドアとともにヅカヅカと入ってくる人に対して呼ばれている千切以外は呆然としていた。
千切「Aさん!なんでここに?」
「試合を見て、会いにきたんだよ。」
「よく頑張ったね。」
そう言いながら数センチしか変わらない頭を撫でる。
「でも、私の方が速いよ絶対。」
千切「俺は、しばらく走ってなかったし・・・第一Aさんの方が速いって言い切れない....です。」
「はいっ、言い訳禁止ー。まぁ、回復したらまたおいでよ。相手してあげる。」
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今村・五十嵐「千切ー誰だ!あの美人!」
千切「顔見えなかったろ。」
今村「いや、わかる声でわかる。絶対美人だ!」
五十嵐「そうだ!どこで出会ったんだ!」
蜂楽「もしかして、あの人が千切のライバルー?」
潔「前言ってた人が・・・」
潔「え!?あの人アラサー?!」
千切「本人いわく。」
今村「いい。年上もあり。」
千切「お前は、近づくな。絶対。」
似てる兄弟→←本編かと言われるとちょっと違うし、番外編かと言われるとそうでもない気がするやつ
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よもぎもち(プロフ) - 魑魅魍魎さんコメントありがとうございます!!更新頑張らせていただきます (2023年1月30日 13時) (レス) id: 491271d6f0 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅魍魎 - わくわくです!!好きです!!応援してます!頑張って下さい!! (2023年1月30日 8時) (レス) id: 0529b76d34 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎもち(プロフ) - 蘆花様!コメントありがとうございます。絵心さんのキャラ崩壊が止まりません。神谷浩二にこのセリフを言ってほしいと思って書いております。あと、誤字の指摘ありがとうございます。確認して直させていただきました。更新これからも頑張らせていただきます (2023年1月25日 22時) (レス) id: 4180e9927d (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - おおなんか絵心さんがこういうの嬉しい…笑 ところで絵心さんの6ページぐらいの台詞でどうでもいい嘘つくと思う?のところが誤字っている気がします!今までにない感じで面白いです!更新頑張ってください! (2023年1月25日 21時) (レス) @page7 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よもぎもち | 作成日時:2023年1月17日 13時