見た目はJK中身はアラサー

似てる兄弟 ページ24

チームZを離れてから、しばらく歩くもう一つの目的地に着く。その姿を見つけるとAは駆け寄っていった。



ガバｯｯ


？「ぃってぇ、誰だよ。」




「ふふふ、だーれだ？」











？「は？」



「やっ、久しぶりだね。」



そう言って顔を見せるように布をめくる



？「はぁ？な、なんで、」



「ごめんね。急にいなくなって、ていうかよく覚えてたね。まだ小さかったから私のこと忘れられてるって覚悟していたよ。」



？「忘れるわけねぇ、」



そう言いながらAの肩に額をゴリゴリと押しつけるように擦る。




「さすが兄弟。反応が同じだ。冴より身長超えたんじゃない？大きくなったね凛。」




数十分後






「あのー凛さんいつまでこうしているつもりかな？」


座ってあぐらをかいているAに斜め後ろからさっきからずっと抱きついている。糸師 凛



Aと最後にあったのは4歳の頃だがまだ覚えてくれていたらしい。



凛「気が済むまで」



「その気はいつ済みそう？」



凛「まだ。」



「ありゃりゃ、」



凛「てか、兄ちゃんより身長高いとか知らないけど、帰ってきてないし...俺より兄ちゃんが先に会ってたが悔しい」



「んー難しいお年頃ですなぁ、でも私ここのスタッフだから会おうと思えばいつでも会えるよ。」




凛「！！」




凛「じゃぁ、俺に教えてくれ。兄ちゃんにしてたみたいに。俺にもサッカーを教えてくれ」





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19ページのAさんのセリフを少し変えました。今後のお話に関わってきたりこなかったりするので見ていただければと思います。




よもぎもち

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