先輩 ページ3
山奥に立つ異質な建物
その中で、一人作業をしていた絵心に帝襟が叫びながら近づいてきた。
帝襟「絵心さん!!誰ですか?あの美人?!彼女ですか?彼女だったら信じられません!あんな綺麗な人!」
絵心「うるさいなぁ、朝から。アンリちゃん、俺に彼女はいない。」
帝襟「それ自分で言ってて虚しくないんですか?」
帝襟「じゃなくて、今きたらブルーロックの入り口にすんごい美人が立ってたんです。話しかけたら、」
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「あ、ここの関係者ですか?絵心さんって、いらっしゃいますか?」
「あ、すみません。私の名前は・・・」
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絵心「そんな知り合いいたかな?名前は?聞いてないの?」
帝襟「聞きましたよ。たしか、八幡A さんって言って・・・」
ダンッッッッッッ
先ほどまで椅子に座りこちらを見向きもせず話していたのに急に机を叩いて立ち上がり、こちらに向かってくる絵心に帝襟は、驚く
帝襟「?!どうしたんです?急に」
絵心「...え、」
帝襟「え?聞こえませんよ」
絵心「名前、間違ってないだな、」
帝襟「はい。さっき聞いたばかりですし、私のこと馬鹿にしてます?」
ダッッッッッッ
帝襟「え、え?、・・・え?!何?どうしたんですか?ちょっと、絵心さーーん?」
急に駆け出した絵心に帝襟はついていけない。
一方絵心は、この広い建物を走り入口の方へ向かう。
やっと見えた入り口を出ると、白い髪を肩まで伸ばした。美人が黒塗りの車の前に立っていた。
その女性はこちらに気づくと、はにかんで
「やぁ、絵心くん。久しぶりだね。元気してた ヴヴッッッ」
言い終わる前に絵心はその女性に抱きつく。
急なことに驚いたのかその女性は少し黙っていたが理解したのか、絵心の頭を撫で始めた。
「ごめんね。10年置き去りにして、」
絵心「12年です。」
「・・・細かくない?」
絵心「・・・」
「シカトですか?おーい、絵心くん?」
絵心「名前。前みたいに呼んでくれないんですか?
"先輩"」
「呼ばれたいのかなぁ?絵心くんは、」
絵心「チッ、」
「舌打ちて、冗談も通じなくなった?いや元々か、」
「変わってないね。甚くん。」
一方
帝襟「結局、誰なんですかーー?!」
絵心の後しばらくして追いついた帝襟は、この状況について行けなかった
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よもぎもち(プロフ) - 魑魅魍魎さんコメントありがとうございます!!更新頑張らせていただきます (2023年1月30日 13時) (レス) id: 491271d6f0 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅魍魎 - わくわくです!!好きです!!応援してます!頑張って下さい!! (2023年1月30日 8時) (レス) id: 0529b76d34 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎもち(プロフ) - 蘆花様!コメントありがとうございます。絵心さんのキャラ崩壊が止まりません。神谷浩二にこのセリフを言ってほしいと思って書いております。あと、誤字の指摘ありがとうございます。確認して直させていただきました。更新これからも頑張らせていただきます (2023年1月25日 22時) (レス) id: 4180e9927d (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - おおなんか絵心さんがこういうの嬉しい…笑 ところで絵心さんの6ページぐらいの台詞でどうでもいい嘘つくと思う?のところが誤字っている気がします!今までにない感じで面白いです!更新頑張ってください! (2023年1月25日 21時) (レス) @page7 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よもぎもち | 作成日時:2023年1月17日 13時