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まだ現実を受け止められないまま、
母さんのお葬式を終えた。
ああ私これからどうなっちゃうんだろう。
一人で生きていけるんだろうか。
そんなことをぼーっと考えていると、
お葬式に来てくれたおじさんが私の前にやって来た。
「Aちゃん、だよね？大きくなったね」
『ああ、はい、お久しぶりです…』
一応近親者のみって形をとったけど、
来たのは私とこのおじさんのたった二人だけだった。
そういや昔にちらっと聞いたことがある。
母さんと父さんはいわゆる駆け落ちってやつで、
それ以来 家族とは決別したんだとか。
てか、このおじさんは誰だろう。
やっぱり親戚とか？
「君のお父さんの友人なんだ。
小さい頃によく会ってたんだけど覚えてなさそうだね」
笑うとタレ目になる笑顔が可愛らしいおじさん。
よく見ると目が大きくてうさぎみたい。
若い時はモテたんだろうな。
「てことで、帰ろうか」
『へ？』
「Aちゃんのおうちに」
このおじさんは何言ってんだろう。
「今日からAちゃんはうちの家族！」
いやいやいやいや。
「君のお母さんと約束を破るわけにはいかないからね。
さっ、帰ろう」
そんなこんなでまだ状況が飲み込めないまま車に乗せられた。
「Aちゃん一人っ子だよね？
そんなAちゃんに今日から弟ができちゃいます」
さらっとすごいこと言ったよこの人。
「ふふ。ずっと娘が欲しくてね、夢みたいだ」
でも、悪い人ではなさそう。
「おかえり、Aちゃん」
もう悩まなくていいんだからね。
一人じゃないから。
そう言っておじさんは私の頭を撫でた。
その瞬間、プツリと何かが切れて涙が溢れ出た。
『ただいま…っ、』
母さんが死んでから始めて泣いた。
そして、私に新しい家族ができた。
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【＊】お母さんのお話淡々としてますが、
この小説はここからがメインなんです！！！！
分かってください！！！！！()
オンマミアネヨ！！！！()
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まい(プロフ) - 第1章おつかれさまでした！続きも気になるところですが新作もグクとヌナと聞いてとても気になっております！！！どちらも楽しみにしています！いつも素敵な作品をありがとうございます^^ (2019年3月19日 11時) (
レス) id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
chiharun(プロフ) - どうしようもない女pt2が読みたいです (2019年3月19日 10時) (レス) id: 39d0501df3 (このIDを非表示/違反報告)
chiharun(プロフ) - 続き気になります！ (2019年3月18日 21時) (レス) id: 39d0501df3 (このIDを非表示/違反報告)
ケイキ - とっても、面白いです。更新、楽しみにしてます。(続きが気になる…………)頑張って下さい!!! (2019年2月8日 23時) (レス) id: f984a78910 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 面白かったです！評価させて頂きした。更新頑張ってください！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 53d847b889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うゆ | 作成日時：2018年10月22日 23時
