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.Aside



背伸びして良いことなんてない


なんて生意気なことを涼太に言ったけど


本当にその通りで


無理して大人びた振りをして

背伸びしてたのは私の方で


結局、私はあの頃から何1つ変わってない


高校生の頃

周りの子より、大人だと思ってた

だからキラキラしている子達を
心底馬鹿にしていた

化粧禁止なのに馬鹿みたいに赤い唇にして
大して変わりもしないメイクをして

私はそんな女の子達を見て


教室の端っこで見下していた


今なら分かる

キラキラして、周りの大人から馬鹿みたいに思われてても全然良くて

子供のままでいればよかったんだ


私の全ては見透かされていて

頭の良い大人に、利用された


利用されて心も身体も傷つけられた





そんな、昔の話

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設定タグ:黄瀬涼太 , 黒子のバスケ , 黒バス   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:黄瀬しか勝たん | 作成日時:2020年10月11日 4時

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