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.10 ページ11
.Aside
背伸びして良いことなんてない
なんて生意気なことを涼太に言ったけど
本当にその通りで
無理して大人びた振りをして
背伸びしてたのは私の方で
結局、私はあの頃から何1つ変わってない
高校生の頃
周りの子より、大人だと思ってた
だからキラキラしている子達を
心底馬鹿にしていた
化粧禁止なのに馬鹿みたいに赤い唇にして
大して変わりもしないメイクをして
私はそんな女の子達を見て
教室の端っこで見下していた
今なら分かる
キラキラして、周りの大人から馬鹿みたいに思われてても全然良くて
子供のままでいればよかったんだ
私の全ては見透かされていて
頭の良い大人に、利用された
利用されて心も身体も傷つけられた
そんな、昔の話
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作者名:黄瀬しか勝たん | 作成日時:2020年10月11日 4時