STORY 34 ページ35
だけど、ジョングクの束縛は変わらないどころか酷くなった。
「A、今朝テヒョンイヒョンと何話してたの？俺以外の男と話していいんだっけ？」
「ごめんなさい……。」
「ごめんなさいはもう言わないでって何回も約束したよね？」
「っ……。」
最近では、兄弟と話すこともダメ。ジョングクがお風呂に入ってるときはずっと脱衣場にいなきゃいけなくなった。
「で、何話したの。正直に言わないと孕ませるよ。」
「っ、ジョングクが最近酷いねって言われて……けど、そんなことないって言ったよ？」
「……俺が酷い？はぁ？意味わかんないし。
うざ。大学受かったからって調子乗んなよ。」
だけどジョングクは束縛が酷いとか、そんなこと自分では一切思ってないみたいだ。
私に対する態度は双子として当たり前だと思ってる。
「……。」
クラスメイトもこの間、ジョングクのことをおかしいと言ってるのをたまたま聞いてしまった。
それに、前以上にユンギ君からの視線を感じるようになった。
「A、来て。」
突然教室から連れ出され、着いたのは誰もいない図書室。
「本当、毎日ガキとクソ兄貴のせいでストレス溜まるよね。」
「……。」
「でもAが俺のものだから幸せ。」
ジョングクは私を机に押し倒すと服に手をかける。
「いつもみたいに楽しいことしよっか。」
ジョングクはそう言うと私に唇を重ねた。
こんな関係が歪んでるなんて分かってる。
だけど、ジョングクが怖くてどうしようもなかった。
心の奥底にはまだユンギ君がいて、また前みたいに戻りたいって思ってる。
そのためにはどうにかしてジョングクから逃げなきゃいけなかった。
「私、ここを離れて地方の大学に行きたいんです……。」
高校2年生の面談で私は思いきって先生に話した。
それは、まだ兄妹にも親にも、誰にも言ってない話だった。
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あお(プロフ) - パスワード教えて下さるととっても嬉しいです！2の片割れじょんぐくも楽しみです！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - パスワード教えて下さると嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
ツウィのお耳であり、ジミンのほっぺた(プロフ) - パスワードロックかかってて2の方読めませんでした、スランプぬけたらパスワード教えてくださると幸いです (2020年8月18日 8時) (レス) id: 6930d20808 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモモ大好き(プロフ) - パスワードロックかかって見れないです(´；ω；｀)作者さん教えてください！ (2020年8月16日 12時) (レス) id: 34efac07ef (このIDを非表示/違反報告)
グクサランへ(プロフ) - 2の方パスワードロックかかってて見れなかったです泣 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 86ad4aa3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivia S | 作成日時：2020年4月30日 8時
