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気まずい雰囲気を消し去ったのは勇人だった。
坂本「そうか・・・この前な特別コーチとしてきてくれてやっぱ凄いなっとおもったわ」
「そうなの」
坂本「おん。カッコよかったでお前のお父さん」
「それは知ってる。」
坂本「なんかないろんな高校や中学とかに行って野球教えとるんやって。で、いっとったんやけど俺は幸せだってそれの意味が解けた気がしたわ」
私の頭の中はいろんなひもが絡み合いヤバいことになっている
お父さんが観戦だけではなく高校とかに行って次の世代を背負う球児たちを見て回って育ててたんだってわかった。
ピースは全部埋まっているんだ
でもひもは絡み合っている
「私は野球は見ることしかできないから辛さとか分からないけどやっぱどうなんですか」
坂本「そりゃつらい！勉強とかわからんし寝てまうよ」
「いや学校生活のことはどうでもいいんですけど」
坂本「月原さんだって仕事遅くまでやって学校とか地獄やろ。
数学とかねてまうやろ」
「そんなことしたらイメージダウンになるからいやでも起きてるよ
それに私は進学もしたいから勉強大切だし」
坂本「すごいなぁ俺には無理」
勇人とお父さんのこと以外で話しているうちに絡み合ったひもがゆっくりほぐされて行くのが分かった。
「勇人君は将来はなにになりたいの」
坂本「そりゃぁできればプロに行きたいわってかなんで俺の名前しっとんの」
「・・・秘密」
坂本「Aちゃんは将来何になりたいん？ほらこのまま女優を続けるとしてもや」
「私の将来は今の人気を落とさずもっと人気になって沢山の人に認めてもらうことかな」
坂本「やっぱかっこええなテレビとかでもおもっとったけど自我があってしんがとおっとるっていうん？
あと、実際見てみるとめっちゃかわいい」
可愛いなんて今まで沢山に人に言われてきたし自分も嘘でも言ってきた
でも勇人のかわいいは今までの物とは比べ物にならないくらいにずっしりしていてからまっていたひもたちがほどけるかんかくがしたのだ。
ジワジワと顔が熱くなるのが分かった
そして”好き”ってなったんだ
それからも手紙で連絡をとったりまだ青森での撮影があったから時々見に行ってみたり試合はオフの日は飛行機を使ってわざわざ見に行ったりしていた
恋は盲目そんな言葉が私には似合っていた
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莉里香(プロフ) - 私たち結婚しましたのパスワードを教えていただきたいです！ (2021年9月13日 18時) (
レス) id: 1cd4e088fb (このIDを非表示/違反報告)
sato__(プロフ) - 受験勉強、頑張ってください！！ (2021年9月7日 10時) (レス) id: a82908c157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cielo
| 作成日時：2021年7月14日 18時
