TO CULTIVATE LOVE 2

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―Aちゃんが惚れた感じだもんなぁ
―これだからイケメンは・・・




「私の携帯にしゃべりかけて誰に電話してるの」



坂本「ちょっ抱き着くなや濡れる」



「自分だって髪の毛ドライヤーかけてないじゃん」



坂本「ってかそれ俺のやん」



「大きいからワンピースみたいな彼シャツ！
グッときた？」



坂本「かわええよ」




―距離近い！
―雰囲気あますぎ
―どうして最初Aちゃんふったんですか
―Tシャツブカブカｗｗ




坂本「そういえば付き合ったときさ俺ふったやん理由いったけ」



「野球に専念したいとかそういう感じだったよね
付き合ったのが高三で全て終わったときだったしそういうことじゃないの急にどうしたん？」



坂本「まぁそれがほぼ理由なんやけどほんま小さい理由があって俺が耐えられるかわからんかったからでやっぱラブシーンというかそういうシーンで自分が壊れてしまわんか不安やったから一回ふってます」



「まぁはい・・・急になに」



坂本「ちなみに8対１対１ぐらいの割合」



「残りの１はなに」



坂本「先輩とかAのファンに暗殺されそうで怖かった」





―自分が壊れるって雑にAちゃんを扱うってことだよね
―いい話・・・なのか




坂本「逆にふられた時どんなおもいやったん」



「普通に理由も納得できるものだったからただ泣いて泣きまくって泣ききったらそれこそジャイアンツの試合を見てたりして仕事もしていたけどナイターは絶対って言う感じだったかな」



坂本「号泣しながら観戦しとったことあるやろ」



「なんで知ってるの」



坂本「亀井さんがいっとった」



「私もサインあげてお互いヒミツにしましょうって話しあったのに・・・」




―二軍の試合だよね
―野球が支えなんだな




「ところで坂本さん・・・インスタライブやってますねこれは」



坂本「そうですけど月原さん」



「変なことしゃべっちゃったんだけどもぅ」




―亀井さんｗｗ
―ジャイアンツ愛が強い
―気がつくの遅い
―彼氏さんが色々暴露してましたよ
―こういうツッキーすきだわ




坂本「あっさっきのことは秘密やで俺がしめられる」



「私よりもヤバいこと話したの」



坂本「いや、Aよりはやばぁないはず」



「なにそれ余計なに話したのか怖い」





―惚気てただけですよ
―頭ポンポンとかやばい
―キュンキュンしすぎてやばい

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