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それでも打ってしまうし金メダルとるしもう試合の結果でもハラハラするところはあったけど僕は坂本君の話が何なのか気になって仕方がなかった。

僕はネガティブなところがあるからね
もしかしたらAさんのほかに女の人と関係を持っていてその人が自分との子を孕んでしまったなんて考えてしまったよ。






坂本「それはホンマすみませんでした」



父「別に勇人君が信頼できないってわけじゃないんだけどね
親としてみれば長年付き合ってるのに30代になってまで結婚しない娘に不安を覚えるのは当たり前のことなんだよ」



坂本「すいません」



父「・・・Aさんを、娘をよろしく頼むね
これでも僕の大切な、大切な娘なんだ」



坂本「はい」



父「それじゃあ切らせていただくよ
またAさんにも電話なりしてあげてねあの子今僕たちが来てるから泣けてないんだ。
親の前でも強がっちゃう子だから」



坂本「わかりました」



父「おつかれさまでした」







ピッと通話を終了してふぅっとため息をつく
Aさんにプロポーズしていいですかなんて聞かれるなんて思ってもなかったな
っというか僕は許可したつもりだけれどちゃんと伝わったらどうか

ん〜たぶん大丈夫かな




僕のことを誰が言ったのかは知らないけれどこうやって一言入れてくれるのはうれしい
もちろんあったことはたくさんあるけれどその一言で印象が変わったりするものだ

僕はそんなの考えずただこれが常識だと思ってやったけどね







父「あれAさんは?」



母「それがねどうやらコレから電話が来たのよコレから」



父「小指なんてもう表現が古いって言われる時代だよ」



母「いいじゃない時代なんて関係ないわ今の子もコレできっとわかるもの」



父「はははそうだね」





どうやら勇人君は行動が早い
さっきまで僕と電話していたくせにすぐAさんか

なんか二股されている女の子の気分だ



今頃プロポーズでもしているのかな
僕たちの世代では電話でプロポーズなんてありえなかったのに時代は流れるものだね







母「それであなたは勇人君になんていわれたの」



父「ん?・・・・そうだね、彼はどうやら彼は怪盗みたいだよ
予告状を受け取っていただ」



母「値段のつかない宝石ですが私たちにとっては宝物ですものね」






なんだか次会うのはきっと僕が観客として見に行った時だと思うけど複雑だなぁ
ホロリっと落ちた涙は暖かくてすこしだけしょっぱかった

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莉里香(プロフ) - 私たち結婚しましたのパスワードを教えていただきたいです! (2021年9月13日 18時) (レス) id: 1cd4e088fb (このIDを非表示/違反報告)
sato__(プロフ) - 受験勉強、頑張ってください!! (2021年9月7日 10時) (レス) id: a82908c157 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cielo | 作成日時:2021年7月14日 18時

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