4話 ページ5
side伏黒
釘崎が消えた!?
馬鹿な!玉犬は…
A『…!』
黒い腕に引き戻される。
A『死にたいの?』
白銀の背後には黒い扉がある。
扉というより地獄の門のような…
そこから触手のような手がうじゃうじゃ居る。
A『…あれがそう。』
やはりか。
side虎杖
おい!代われよ宿儺!
宿儺「断る。」
なっ!
宿儺「呪霊より先に
虎杖「そんな事させねぇよ。」
宿儺「だろうな。しかし、
化け物…?
A『現場で上の空は死ぬ。』
白銀は手を合わせる。
A『出でよ、妖狐。』
古い手帳の1ページが青い炎で燃える。
虎杖「赤ん坊ってそんなに強いのか?」
宿儺「いいや。赤子など対したものではない。あの女、呪術師の中でも相当なものだ。早めに片付けなければ。」
「…儂を使え。」
A『…』
虎杖「し、白銀。」
A『…』
虎杖「宿儺に代わったらお前が真っ先に殺されるぞ!だから伏黒と逃げろ。」
そう言うと今まで無表情だったものが、不気味に口角をあげた。
虎杖「笑ってる場合か!」
A『恵はあの人を探して。』
そう言って伏黒を手放す。
A『…宿儺とお話出来るんだ。愉快な身体。』
妖狐が倒された。
A『…馳せ参じよ、餓者髑髏。』
重たそうな門から出てきたのは、5mはありそうな巨大な骸骨。
宿儺「…やはり厄介な女だ。肉はかなり上質のようだ。」
A『狂乱の舞 乱れ桜 』
持ち歩いていた扇子は巨大化し、風が刃となり特級を切り刻む。
A『回復、早い。』
特級が来る!!
A『餓者髑髏が結界の役割してる。だから、そんなに力んでも意味無い。』
特級が攻撃しても特にダメージない…
と、思った矢先、骨はバラバラになった。
A『呪力を飛ばした。』
A『…』
また何か出すつもりか?
宿儺「待て、女。」
出てきたっ!?
A『…アナタが宿儺?』
宿儺「俺と戦ってみろ。」
A『…優先順位はアレが上。だから戦わない。』
宿儺「……そうか。」
逃げろ。
A『アナタがアレを殺してくれたら本気出していい…と、思う。』
本気じゃなかった…?
宿儺「つくづく小僧は阿呆だな。解った。本気で殺ってみろ。」
逃げろ。白銀……
614人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇蝶 - うわ~んなんか悲しいです~でもとても続きが気になります。この神作品,楽しみにしています! (2021年3月7日 5時) (レス) id: 6ca4bff9b3 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年1月22日 22時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 初めまして、続きが楽しみです。頑張って下さい。応援してます。 この小説は、五条悟落ちですか? (2021年1月8日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - 主人公が坊やと呼ぶのがとても好きです。この作品を読めば読むほど、好きになりもっと読みたいと思いました。作品の更新を心から楽しみにしています。無理せず頑張ってください! (2021年1月3日 14時) (レス) id: 720da0f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - 2代目さん» ご丁寧にありがとうございます!書いてて全然気づきませんでした!ありがとうございます! (2020年12月14日 20時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ペテン師 | 作成日時:2020年11月14日 3時