【呪術廻戦】1年生は4人……なんです。

28話 番外編(時系列は謎)2 ページ29

sideA

A『ココだよ。』

釘崎｢ありがとう！行ってくるわ！｣

元気。

A『私は平気ですよ。』

五条｢良いから。恵達は野薔薇と行動しなね。大人の闇に突っ込まない方がいい。｣

……

釘崎｢私も行くわよ。｣

え？

五条｢へ？｣

変な声出た……

A『だって虎杖来たら余計話が…』

虎杖｢なんで！？｣

虎杖(また名前呼んでくれた！)

A『五条先生だって……』

五条｢…大丈夫、僕は優しいナイスガイだから。｣

五条(Aの本家のじっさん方はモロ俺とバチバチの上層部。しかも、Aを利用した張本人ども……)


釘崎、虎杖、恵は別行動なんだけど……

A『……』

泥梨｢不服そうだな。｣

坊のほっぺを撫でる。

五条(坊ちゃんがこんなに心許す人間が他に居るのだろうか。)

着いた。

｢姉様！｣

｢A姉様がいらっしゃいました！｣

……

心を殺さないと……

泥梨｢……｣

座敷に通される。

｢…何故、五条悟が居るのだ……｣

｢あの子の担任だそうな……｣

｢呪いの子など……｣


殺さないと……

感情を……

泥梨｢…喧しい。静かにせぬなら食らってやろうか？｣

！？

ピタリと止んだヒソヒソ声。

五条｢…大丈夫、僕が守るよ。安心して。｣

優しい声でも身体は震え続ける。

泥梨｢我慢ならん！この場にいる全員食らってやる！儂に食われる事に感謝しろ！｣


｢Aや…！止めておくれ！｣

｢A……！｣

命乞いする大人たち。

A『…良い子……良い子……』

坊の頭を撫でる。

止めないと今度は人殺しってあだ名になるから…

泥梨｢気に入らん…その穢らわしい男共もそれに媚びる貴様も。｣

生きてく為に必要なんだよ。

私だって媚びたくない。

A『……良い子……良い子……』

撫でるのをやめて身体を揺らす。

外は暑いのに身体は冷える。


side五条

A『……』

五条｢A!!｣

顔が白い…！

やっぱりココは来るだけでAの心身を蝕む。

泥梨｢おい。｣

気を失ったAに必死に呼びかける坊ちゃん。

泥梨｢…止める人間が居らんのだ。1人2人くらい食らっても良かろう。｣

坊ちゃんの怒りのメーター多分ぶっ壊れてる…！

あの子はAが嫌がってる人間を消せばいいと思ってる。

それだけAに執着している。

五条｢ダメだよ、坊ちゃん。｣

殺したら…

五条｢痛い目二度と見れないじゃないか…｣

反省するまで甚振ってやる。

泥梨(此奴も良い性格してるのう…)

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