2話 ページ3
side伏黒
いつの間にか白銀が起きてる。
A『…』
五条「うんうん。制御出来てる。」
赤ん坊が暴走しないようにか…
A『…食べちゃダメ。』
「分かっておる。」
五条「恵。」
?
五条「悠仁が執行猶予付きの死刑に対して、なんでAは監視だけで済んでると思う?」
確かに…
伏黒「虎杖は宿儺の指を食わさせてから殺すんですよね?」
五条「上がそれで納得したからね。」
伏黒「白銀は…」
五条「特級クラスの呪霊は非術師でも確認出来る。だけど、Aの術で坊ちゃんは非呪霊師には見えない。何より特級でこうも大人しく操る事が稀。」
確かに…
A『…寝て良いよ。』
「…そうする。」
五条「悠仁もかなり稀なケースだけどね。」
類を見ないケースだろ…
五条「Aは育てれば凄腕になれる。誰にも習わずに坊ちゃんを鎮めたんだからね。」
何っ!?
五条「いいね。ちゃんとイカれてた。」
五条「お疲れサマンサー。」
建物内に居た子どもは先生が送り届けた。
赤ん坊はまだ寝ている……
虎杖「それ、怖い奴なのか?」
虎杖はまだ知らない事が多すぎる。
五条「坊ちゃん、抱かせて。」
A『え…でも…』
五条「A。」
A(先生は最強…大丈夫……)
五条「良いかい?これが坊ちゃんの本来の力だ。」
白銀から先生に抱かれた瞬間、
赤ん坊の力は巨大になる。
俺を含め虎杖と釘崎共に動けなくなる。
「離せッ!人間!」
五条「はいはい。」
A『ぼ、坊…』
白銀が手を伸ばすと
「儂の眠りを妨げるな。」
赤ん坊も手を伸ばして白銀に近づく。
白銀の腕の中にしまわれた瞬間、
虎杖「ハァ…ハァ…」
釘崎「ハァ…」
殺気や呪いが収まる。
A『…』
五条「ごめんごめん。呪霊って甘く見てると大変だよって話。Aの坊ちゃんはAが言った通り宿儺には及ばないけど、かなり強敵。Aの命令なら言う事を聞くからAから極力離しちゃダメなんだよ。」
いや…大丈夫なのか?
五条「Aは坊ちゃんに呪力を制限させてコントロールしている。」
な……!
五条「どんな状況下でも感情を一定にするのが必要不可欠。けれど、Aは自分以外のそれも呪霊相手に一定の呪力で制限をかけている。」
釘崎「凄い…」
今更か…
五条「さて、終わり。ごはん食べに行こうか。」
釘崎「少しは認めてあげるわ。」
A『…』
「下級に認められたところでな。」
釘崎「な!」
水と油みたいだな。
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闇蝶 - うわ~んなんか悲しいです~でもとても続きが気になります。この神作品,楽しみにしています! (2021年3月7日 5時) (レス) id: 6ca4bff9b3 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年1月22日 22時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 初めまして、続きが楽しみです。頑張って下さい。応援してます。 この小説は、五条悟落ちですか? (2021年1月8日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - 主人公が坊やと呼ぶのがとても好きです。この作品を読めば読むほど、好きになりもっと読みたいと思いました。作品の更新を心から楽しみにしています。無理せず頑張ってください! (2021年1月3日 14時) (レス) id: 720da0f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - 2代目さん» ご丁寧にありがとうございます!書いてて全然気づきませんでした!ありがとうございます! (2020年12月14日 20時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2020年11月14日 3時