Story28 ページ32
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『放課後第一体育館に来い』
A「………え?」
笠松「聞こえなかったか…?」
A「あ、いえ。しっかり聞こえてますけど」
笠松「じゃあ今言ったとおりだ。絶対来いよ」
A「待ってなんで私…じゃなくて俺が⁉」
第一体育館。バスケ部一軍の練習場所だ。
そんなとこに別になんの用事もない。
笠松「なんでも…だ。いいか?来いよ?」
A「そ…そんなに圧力かけられなくても行きますって…」
あれ、この人女の子苦手なんじゃなかったっけか…と思ったけど口に出さないでおこう。
笠松「4時には終わるだろ…すぐ来れるか?」
A「10分くらいで行けま……せん」
ふと思い出した。
私はいじめられる側の人間だということを。
放課後にはいつも通りいじめが待っているだろう。
A「…ちょっと用事があるので…5時までには行きますけど…」
笠松「わかっt『あー!いた!Aっち!』」
A「げっ…」
黄色髪少年が走ってくるのが見えた。
私は急いで立ち上がり逃げる。
黄瀬「ちょっ…なんで逃げるんスか⁉」
A「ち…遅刻するから!話は今度!」
黄瀬「なんで学校行くんスかAっち⁉昨日あんなことあったのに!」
____ピタッ
走る足を止めた。
A「………昨日…?何のことかな」
こう言って振り向き、私は笑った…はず。
果たしてこのとき…私はしっかり笑えていたのだろうか?
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リオ(プロフ) - 桜のせいって何でですか? (2015年4月1日 16時) (レス) id: aae7fc1822 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - さやさん» ズルイですよねー!あのイケメンシャララ((( (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6798802b7f (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 梓さん» 同じです←黄瀬君イケメンすぎますよね笑 (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6bbe8a50e9 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - さやさん» に…にやにやしながら!!ありがとうございます!← 黄瀬くんイケメンすぎていつもニヤニヤしてます← (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6798802b7f (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 更新頑張ってください!!めちゃくちゃ面白いです!いつもニヤニヤして読んでます← (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6bbe8a50e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓(雪猫) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/azusa0826/
作成日時:2014年3月21日 1時