Story21 ページ24
黄瀬Side
黄瀬「はぁ…なんなんスかあのタイミングの悪いチャイム…」
現在5限目終わりの休み時間。
昼休みでAっちに全部言えなかった。『何かあったら俺を頼ってほしい』と…
黄瀬「あんな漫画みたいなの酷いッスよもう…いじめか…」
なんでなんだろう、なんで俺はこんなにもAっちを助けたいんだろうか…?
昨日出会ったばかりの彼女の、一体何に惹かれているんだろうか…?
黄瀬「あー…わかんねぇ……」
女「えー?何がー?」
黄瀬「え?いやなんでもないッスよ!」
はい、モデルスマイル。
香水の匂いが鼻をよぎった。これは付けすぎのタイプかな、苦手だ。
黄瀬「……?なんか外が騒がしいッスね…」
「何?どうかしたの?」
「血がでてるって!」
「刺されたんだってさ!!カッターで!」
「え、救急車…っ…」
は……?刺された…?誰が?
強盗でも入ったんスか?
黄瀬「誰が刺されたんスか?」
男「いや…なんか隣の○○って奴が刺されたって…」
○○…?あぁ…あの嫌ってほど寄ってくる子か…
女「刺したのは隣のクラスの柿崎さんだって……」
黄瀬「は?」
柿崎という名は他にはいなかった。
俺の頭の中でいろんな想像が生まれてしまう。
黄瀬「っ……」
女「黄瀬君⁉どこ行くの⁉」
人の波を掻き分け、出来事があったらしい空き教室へと向かう。
黄瀬「……いた!Aっち…と悠吏っち…?」
バスケ部同期の凌駕 悠吏っち。
Aっちの顔が見えないように、悠吏っちがAっちを抱きかかえていた。
黄瀬(…Aっち意識失ってる…?)
桜「A…?A⁉」
悠吏「大丈夫…大丈夫だから。桜は教室戻りな?」
そんな悠吏っちの脇でオドオドしている女の子。
さっきAっちの隣にいたツインテールの子だ。
先生「お前ら!授業始まるから戻りなさい!」
タイミングの悪い所で先生がやってきてしまった。
悠吏「……」
桜「あ、悠吏⁉」
悠吏「保健室連れてく。お前は教室戻ってろ」
285人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
子供が出来てから奥さんが自分にかまってくれなくなった(ような気がしている)ので...
【黒バス】俺とさつきの幼馴染はイタズラ好きでスゲぇ困る。【幼少〜小学生編】
もっと見る
「黒子のバスケ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リオ(プロフ) - 桜のせいって何でですか? (2015年4月1日 16時) (レス) id: aae7fc1822 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - さやさん» ズルイですよねー!あのイケメンシャララ((( (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6798802b7f (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 梓さん» 同じです←黄瀬君イケメンすぎますよね笑 (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6bbe8a50e9 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - さやさん» に…にやにやしながら!!ありがとうございます!← 黄瀬くんイケメンすぎていつもニヤニヤしてます← (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6798802b7f (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 更新頑張ってください!!めちゃくちゃ面白いです!いつもニヤニヤして読んでます← (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6bbe8a50e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梓(雪猫) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/azusa0826/
作成日時:2014年3月21日 1時