Story8 ページ11
翌日。朝5:30。
A「…やばい…早く起きすぎた」
いつもより1時間も早く目が覚めてしまった。
早く寝たから早く目が覚めたとか別にそういうわけじゃない。むしろほとんど寝ていない。
朝の4時くらいまでゲームしていた。
A「さーて…1時間くらいどうしよ…」
今から寝たらお昼までは確実に寝る。完全遅刻だ。
かといって1時間ゲーム…うーん朝からこれはきつい。
A「…怪我の調子も見とこうか……ちょっと走ってこようかな…」
そしてなんだかんだ考えて辿り着いた答えがランニング。たまには走ろうゲーマー。
*☆*☆*☆
A「うー…朝冷え…」
髪を縛って外に出た。晴れてはいるものの6月とは思えないくらい寒い。
辺り一面霧が立ち込めていて、まだ太陽は昇っていなかった。
A「まぁ河川敷適当に走って帰ってこよう…」
携帯…は電源つけるのも怖いからiPodを持ってきた。
現実からの言葉に蓋をするように耳にイヤホンをする。
A「よし、行こう」
適当に走り始める。
河川敷までは5分程度。都会とはいえこの辺は随分静かだ。
イヤホン越しからでも鶏や犬の鳴く声が聞こえる。
河川敷に着くと同時に太陽が昇った。
水面に反射してキラキラと光る。
A「…綺麗」
朝からランニングするなんて始めてだ。
そもそも運動部でもなんでもないからランニングすらしないかもしれない。
ネト充だから運動不足もいいとこ。
A「……痛…」
昨日蹴られて足怪我してたのを思い出す。
A「こんな綺麗な世界なのに……神様って不公平だよなぁ……」
お金に困る人、困らない人。
顔やスタイルに自信のある人、ない人。
何かしらの特技がある人、ない人。
…いじめをされる側とする側。
どこの学校にも、一人くらいはいじめられてる人がいると思う。
どうしてなんだろう…私が何をしたっていうんだろ…
A「…はぁ……」
何変なこと考えてるんだろう、と思って走りながらため息をつく。
A「……んん??」
河川敷の脇、小さな道路に目を落とした時。
私と同じようにランニングしている人がいた。
A「…黄瀬…くん?」
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リオ(プロフ) - 桜のせいって何でですか? (2015年4月1日 16時) (レス) id: aae7fc1822 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - さやさん» ズルイですよねー!あのイケメンシャララ((( (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6798802b7f (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 梓さん» 同じです←黄瀬君イケメンすぎますよね笑 (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6bbe8a50e9 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - さやさん» に…にやにやしながら!!ありがとうございます!← 黄瀬くんイケメンすぎていつもニヤニヤしてます← (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6798802b7f (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 更新頑張ってください!!めちゃくちゃ面白いです!いつもニヤニヤして読んでます← (2015年2月11日 22時) (レス) id: 6bbe8a50e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓(雪猫) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/azusa0826/
作成日時:2014年3月21日 1時