Love again 【TH】BTS

story 43 ページ43

君をがんじがらめに、

独り占めにしたい。

ーーー


皆と別れて、テヒョンの部屋へと家路に向かう。

テヒョンの言葉も、ジンさんの言葉も、

私にはもったいない言葉達。





『テヒョン？


私も日本(ここ)で頑張る！


テヒョンが世界で頑張ってるみたいに…』






｢いきなりどうしたの？


僕がトイレに行ってた時、誰かに何か言われたの？｣






『ううん、そうじゃない。


自分で決めた。』






｢…そっか。｣






『うん。』





｢お互い頑張ろうね？


会える時間が日が続いても、気弱になったり、


投げやりになったりするのだけはやめようね？｣






『うん。』






｢あ、僕に会ってない時、


僕以外の男と喋んないでね？それと僕以外の男と近寄るのも禁止！


遊びに行くなんてことは論外だからね！ 分かった？｣









ますます彼の独占欲は日に日に酷くなる。

とりあえず、









『分かったよ。笑』









と、答えとこ。

ってフツーに無理だから、ね？

職場でも男性はいるし、

近寄って話し掛けられて、無視するのも変だもん。

だから、テヒョンごめん。その約束は守れそうにないや。

でも、そーゆーと拗ねるから従う振りをするよ。笑









テヒョンのこういう独占欲の強いところ…、

他の人には絶対知られたくないなって思う。

こんな可愛い彼は、私しか知らなくていい。

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