誘い愛 (ページ10)

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･(髙地過去話) ページ10

俺は産まれた時は極々普通の男の子だった

でも、小学生になると時々右眼に激痛が入るようになった

初めは半年に1回

小学二年生の終わりになるとほぼ毎日のように激痛が走っていた

病院に行っても原因は分からず様子見だと言われる始末

小学三年生の秋

等々俺の右眼の視力が無くなった

そして俺が親に捨てられた時

髙｢母さん、？｣

母｢優吾、お前はもう私たちの子じゃないの｣

髙｢なんで、、、、｣

父｢これからはこの家で"1人"で暮らすんだ｣

髙｢1人、、、、、？｣

母｢お金は貴方が成人するまで私たちが出すわ｣

父｢じゃあな｣

髙｢父さん、、、、、｣

母｢、、ごめんね、優吾

私は普通の男の子が欲しかったの、、｣

普通の子って、なんなんだろ

俺は9歳という若さで親に捨てられ9歳という若さで一人暮らしを始めた

でも家が隣の北斗が毎日遊びに来てくれた

松｢優吾！来たよ！｣

髙｢北斗｣

北斗も両親に捨てられ母方の姉夫婦にお世話になっているらしい

髙｢北斗今日ご飯作って｣

松｢また～？早く作れるようになりなよ｣

髙｢自分で作ったら毎日オムライスになっちゃうよ笑｣

松｢そうだね笑｣

この時も北斗も普通の男の子だったのにな、、、

俺らが中学生にあがってからだっけ

北斗の左耳が聞こえなくなったのは