File 4-6 ページ12
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顕「 …は、ははっ 」
「 …？ 」
目元を覆い笑う
その少女は不思議そうに俺を見る
顕「 仕方ない…
仕方ないね 」
「 あ…、駄目だった？ 」
顕「 ううん、
嬉しかった 」
眉を寄せ
俺の言葉の意味を知ろうとする女の子
顕「 皆、同情ばっかでさ
正直言葉だけのくせに、って
本当はどれだけ大変か知らないくせに、って
そう思ってた
から
厳しい言葉掛けてくれんのが有り難かった 」
「 ふぅん… 」
納得したような
してないような返事をする
だけど、少し考え
にやっと笑う
「 お金が欲しいんだよね？ 」
顕「 え？
あぁ…、まあ 」
「 君とその家族が暮らすには充分なお金
それが貰えれば君はなんだってする？ 」
顕「 …そんな好条件ならね 」
「 なら保証するよ
君には月50万をあげよう 」
顕「 は…？ 」
何言ってんの、この子
目を見開きその子を見るも
目の前の少女は愉しげに笑う
顕「 待って、何言って… 」
「 月50万
君が卒業するまでに500万
もし高校に行きたいならその入学金も全部保証する
ただし君には
秘密利に動いてもらう仕事をしてほしい
…どう？ 」
馬鹿な話だ
そんな夢みたいな話あるわけない
しかも口調から言って
怪しいことに手を出してるのかもしれない
それでも
顕「 …分かった 」
俺が引き受けたのは
「 そっか、良かった
なら宜しく、顕嵐 」
顕「 なんで名前… 」
「 ふふっ、なんでだろうね 」
愉しげに笑う彼女に
惹かれたからなのか、どうか
「 名前、言ってなかったね
都築A
改めて宜しく 」
炎天下の中、空を見上げると
太陽が真っ赤に燃えていた
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しう(プロフ) - なぁさとさん» そう言って 頂けて 光栄です っ !! 頑張って 更新しますね ！ (2015年6月25日 15時) (
レス) id: dc7be622bf (このIDを非表示/違反報告)
なぁさと(プロフ) - この小説、とても大好きです!!毎回続きが気になります....更新頑張ってください!! (2015年6月25日 15時) (レス) id: 7d246a8ba0 (このIDを非表示/違反報告)
しう(プロフ) - るるさん» 何度もありがとうございます っ!! 此れからも まだまだ続きます 、 たぶん 、笑 そんな っ 、暇人なんですよ ← (2015年6月24日 20時) (レス) id: dc7be622bf (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 何回もコメント失礼します！此れからのお話凄く気になります！しうさん更新頻度高くて嬉しいです笑尊敬です！ (2015年6月24日 18時) (レス) id: eb83ccbb4c (このIDを非表示/違反報告)
しう(プロフ) - るるさん» ただいまです !! 中3 ですよ - 。 勉強しない受験生です ← 更新頑張ります っ (2015年6月9日 13時) (レス) id: dc7be622bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しう | 作成日時：2015年5月24日 8時
