結婚 9 ページ9
自己紹介をされて、山田くんが目をキラキラとして私にアピールしている。
「な、なんですか？」
「えぇー、なんか自己紹介してくんないのかなー？って思って、あと、敬語なしね」
「え、えぇ？！あ…うん。山口 A、です。宜しく…ね？」
「ふふっ、よろしく！Aちゃんか〜、良い名前だね！」
山田くんはニコニコしながらいった。
山田くんも、、こういうことスラッと言うんだ。
なんか、照れる…かも。。
と、山田くんを見ていると
「A〜、」
ほっぺたを引っ張られた。
「裕翔！！いや、いたいし！笑」
「な〜に、イチャイチャしちゃってるのかな〜？」
裕翔が口に手をあてて、私をいじる。。
もう！こんなときまでー！！
「ねぇねぇ！彼、Aちゃんの彼氏？」
山田くんが不思議そうに聞いてきた。
「え？いやいやいやいや、違うよ？」
「そこまで、否定しなくても…。。もう裕翔君傷ついたぁ〜！」
といって、ほっぺを膨らませて腕を組んだ。
なにそれ、、
「裕翔、可愛すぎ…！！」
「え？でもAちゃん彼氏とかいないの？」
「へ？い、いるよ？一応、、まぁ。」
隠すことなんてないもんね。
「へぇ〜、どんな人？Aちゃんの彼氏見てみたいな！」
「そーう？なら、今日お昼来ると思うから一緒に食べよーよ！」
そういうと、山田くんは目を見開いて驚いてたけどすぐにニコって笑って、ありがとと呟いた。
「*キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン*」
高校生活の幕開けだ！！
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作者名：夢 x他1人 | 作成日時：2017年11月20日 23時
