せいりゃくけっこん Daiki.A 2 (ページ10)

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結婚 10 ページ10

山田side

地元から離れて、遠い高校にまでやってきた、というのに…周りにいる女子はみんな知ってる人。

これじゃあ、意味ないじゃん。

そううんざりしながら教室へ向かった。

すると、俺に見向きもしない女子を発見。

自分で言うのもなんだけど、俺に興味を持たない女子はいないくらい俺はモテる。

見向きもしない人なんて初めてだ。

ちょっと新鮮かも…！！

この子と友達になってみたいなぁ～、

初めてそう思えた。

だから、話しかけた。

でも聞こえないみたい。

今度は絶対聞こえる声で話しかけた。

すると、こちらを嫌そうに振り向いた。

なんか、そういう反応も全部新鮮でたのしかった。

すべて、逆の反応をするもんだから爆笑ものだよ！！

すると、高身長の彼氏？みたいな人がきて、Aちゃんをいじっていた。

なぜか、むずむずしたんだ。

だから聞いた。彼は彼氏？って

すると、Aちゃんは思いっきり否定をした。

そこから、また茶番が始まった。

「え？でもAちゃん彼氏とかいないの？」

「へ？い、いるよ？一応、、まぁ。」

あ、いるんだ。

って、何ガッカリしてるんだろ。。

「*キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン*」

この気持ちが何なのかわからないまま、授業が始まった。

モヤモヤ…するな。