反発するほど仲がいい２ 【坂田銀時】

女子力 ページ8

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銀時「ほんと、おまえ女子かよ」









「正真正銘女子ですよ！なんなら確かめますか？」









グィと旦那に近づこうと思ったら先に頭を持たれてしまい空振り









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「なにがいけないんですか！私になにが足りてないんですか!?」









銀時「女子力というものが欠けすぎてる。もうおまえはゼロ通り越してマイナスの領域だぞ」









「私って0にも満たないんですか」









旦那に、こんなにもザックリ、はっきり言われ









軽くショックを受けて肩を落としていると









旦那がまた口を開いた









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銀時「じゃ、前俺と出かけたときお化け屋敷に入って悲鳴の一つや二つあげたか？」









そういわれてしまうと、言葉が出てこない









だって、自分が好きで連れてきたわけであって、別に怖くなかったし









私の目的は旦那の怖がる顔をこの目にこれでもかっていうほど焼き付けることだったし...









「私にはとうていできないことです」









銀時「だろ？だから、マイナスなんだよ」









「でも！私だって立派な恋する乙女ですよ？」









銀時「あぁ。自称な」









「ひどくないですか!?」









休憩は終わったのかよいしょっと立ち上がる旦那









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「もう帰るんですか？」









銀時「しゃねーから、一件だけなら行ってやるよ」









「ほんとですか！？」









そして、何件かのパンフレットを開く









銀時「お前、準備万端じゃねぇか！」









「旦那のその言葉を待ってましたから」









そういうと旦那は、はぁと今日一番のため息をついていた









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