反発するほど仲がいい２ 【坂田銀時】

やっぱり駄目だそうで ページ40

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「なんでですかー」









銀時「病み上がりはおとなしく家に居やがれ」









「だから今万事屋でのんびりしてるじゃないですか！


プール、諦めてあげたじゃないですか！」









銀時「なんで上から目線なんだよ」









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旦那がなかなか首を縦に振ってくれないので、プールは諦めることにした









でも、私の体調がよくなりしだい行ってくれるそうなので









ここはひとまず、旦那の言うとことを聞いておく









「旦那ー。お泊りもダメですか？添い寝もダメですか？」









銀時「だめだ。バカなやつの風邪がうつったら一生かかっても治らねぇよ」









「それ、どんな風邪ですか。

てか、旦那が風邪をひいたら私が一生かけて看病しますから安心してくださいね」









銀時「俺を殺す気か」









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銀時「さてと、今回は屯所戻れ。


荷物、持ってってやるから」









「だ、旦那...今、今回はって言いましたね！」









私がそこに反応すると旦那は“やってしまった”という顔をする









でも、聞いてしまったものは聞いてしまったので、私だって次回があるんじゃないかって









いやでも期待してしまう。









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銀時「口を滑らしてしまったのはしょうがねぇ。一回くらいは認めてやるよ」









「私を彼女とみてくれるんですね！」









銀時「いや、なんでそうなんだよ！」









「ちぇ。ちがうんですか」









銀時「誰が好んでお前なんかと付き合うかよ



泊まりの話だ。バカが」









それだけを言うと私が持ってきたお泊りセットを肩に担いですたすたと歩いて行ってしまった









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「えぇぇぇぇ！いいんですか!?旦那マジですか!?」









結構前に行ってしまっている旦那の背中に思いっきり声をぶつけると









くるりと振り返った旦那がすごい怖い顔をして戻ってきた









銀時「いつかその口塞いでやるからな」









「私はいつでもウェルカムですけどね」









銀時「変な意味でとらえてんじゃねぇよ」









旦那はすごく呆れた顔をしながらまた私の前を歩き始めた









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