反発するほど仲がいい２ 【坂田銀時】

珍しいこと ページ35

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銀時「落ち着いたか？」








「あ、はい。おかげさまで」









あのあと、なかなか手が離れてくれないので一回横になることにした









しかもおまけで、あの旦那が、寝転がってるときにずっと背中をさすっていてくれた









そのおかげかだいぶ楽になりましたね。はい。









だから、これからあのお粥を食べようと思います









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「あ、あのー旦那？」









銀時「あ？」









「もう大丈夫ですよ？あの、自分で食べれます」









自分でお粥の入ったお皿をとろうとしたら









先に旦那の手が伸びて見事に持ってかれてしまった









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銀時「んだよ。さっきと言ってることが真逆じゃねぇか」









「き、気分が変わったんです！」









何を言っても旦那はお粥をこっちによこしてくれない









そして、私の心臓もいつも以上に落ち着きがない









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銀時「病人なんだから甘えとけバカ」









「えっ？だん、むぐっ！」









喋ろうと口を開いたら私の口に蓮華をつっこまれた









「あ、意外においしい、かも...」









銀時「おー。それはよかったじゃねぇか」









「旦那のおかげですね！」









銀時「かもなー」









「旦那、いつになく素直ですね」









銀時「俺にも病原菌が回ってきたのかもしれねぇ」









「そのときは私が必ず看病しますね！」









銀時「俺を殺す気か」









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