反発するほど仲がいい２ 【坂田銀時】

チャンスと難所は紙一重 ページ28

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総悟が部屋から出て行ってしまって30分くらいがたった









ただ寝てるだけも暇なので、風邪ひいてるけど旦那に会いに行こうと思います









こんなことでへこたれてたら旦那に愛想つかされちゃう









それに、みんなは私の分の仕事を割り振られているからたぶん忙しい









ということは、抜け出すチャンスは大いにあるってこと。









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「よいしょっと」









体重のかけられそうなところに体重をかけて









この広い屯所からの脱出を試みる









でもその前に難所が









それは少しだけ開いた土方さんの部屋









この人にバレたら私の人生終わってしまう









「土方さん...気づかないでくださいよ...」









もう少しでこの難関を突破できそうと思い少し急いだら









見事に首根っこをつかまれた









なんか、怖くて後ろ振り向けない









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土方「ばれてねぇとでも思ったか？」









「あ、はははは。ま、まさかね、」









土方「風邪ひいてんだからおとなしく寝てろよ」









そういわれ、しかも思いっきり睨まれたので部屋にしぶしぶ戻る









表から堂々と出るのは失敗したけど









まだ裏があることを忘れてはいけない









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