反発するほど仲がいい２ 【坂田銀時】

帰ってきても相変わらず ページ26

.







「クシュン!」









寒い。









ものすごく寒い。









あのあと、ザキさんが私と総悟の姿を見つけたらしく









駆けつけてきてくれて、けんかは終了した









私も総悟もベタベタのまま屯所へと帰ってきたら









土方さんにものすごくびっくりされてタオルを雑に投げられた









.









.









土方「風呂入って来いよ。風邪ひかれたら困る」









「ですって総悟君」









総悟「いやAちゃんでさァ」









「いや、総悟でしょ」









総悟「何言ってんでィお前」









土方「どっちも風呂入って来い！」









背中をばん！っと押され2人していれられた









.









.









.









「で、どっちが入りますか？てか、総悟寒いでしょ？私別に大丈夫だからいいよ」









総悟「何言ってんでィ。俺のほうが大丈夫でィ」









「あーもう！早く入ってきてくださいよ」









それだけを言い残して私は外に出た









中ではなんか声が聞こえるけど聞かない。









だって、このままやっててもまた同じようなことの繰り返しだしね









「クシュン！」









やっぱ総悟より先にはいればよかったと思うのは









また次のお話で。









.

意地張って風邪ひいて→←ぎりぎりアウト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す