あなたをずっと想ってる。 (ページ23)

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Aside

昨日、ハニちゃんから気持ちを受け取った。

それでも私は、「ごめんなさい」としか言えなくて。

誰かに話を聞いて欲しくて

私がすがったのは、ジヨンちゃんだった。

JY「…んぇ！？振ったぁ！？」

「……うん…。」

JY「…な、なんで！？」

私はゆっくりと、話せる範囲で

ジヨンちゃんに打ち明けた。

私がハニちゃんを振った理由は

やっぱり幼馴染みなんだよ。

恋人として、じゃなくて

幼馴染みとして、仲良くしたかった。

それに、ハニちゃんのとなりに私は似合わない。

たくさん周りにいる綺麗な女性のほうが

絶対ハニちゃんに似合ってるよ。

JY「…なにそれ。わがまますぎる。自分勝手。」

え…

JY「…今までジョンハンくんがどんな気持ちだったか

ほんとに考えたの！？幼馴染み幼馴染みって

それがジョンハンくんを傷つけてたんじゃないの！？」

聞いたことない、ジヨンちゃんの怒鳴り声。

JY「Aちゃんだって、ほんとは好きなんでしょ！？

だって！……だって……ジョンハンくんとの

LINE…いつも見て笑ってる、たまに泣いてるところだって、見た…。」

「……っ……う…っ…。」

堪えてたのかすら分からないけど

涙が止まらなかった。

私を、抱きしめてくれた、ジヨンちゃん。

怒ってるけど

それは私を思って言ってくれてること分かってる。

JY「…私っ…Aちゃんには幸せになって欲しいの…っ…。」

ジヨンちゃんの腕の中で

たくさん、たくさん泣いた。