あなたをずっと想ってる。 (ページ13)

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Aside

ハニちゃんがくれたコーヒーを一口飲む。

JH「…ほんとに、俺に会いにきてくれたの？」

「…うん…。ハニちゃんに、会いたくて…。」

恥ずかしくて前を向きながら喋っていた。

「昨日、帰りのエレベーターでハニちゃんのこと、見かけたの。」

JH「……え…Aも気づいてたの…？」

「…え？…あ、うん…。ハニちゃんも？」

JH「うん。すぐ分かったよ。Aだって。」

名前…呼ばれるのってこんなドキドキしたっけ。

「私ね、匂いでハニちゃんって気づいたの。甘い匂い。」

JH「俺の匂いどんだけ嗅いでたんだよ笑」

普通に話せてる。

時間が解決してくれるってこういうことなんだ。

でも…やっぱり謝りたい。

「ハニちゃん。ごめんね。」

JH「……なんだよ急に。」

「え？」とかそういう驚いた反応じゃない。

どっちかというと、なんのこと言ってるのか分かってるみたい。

「ずっと謝りたくて。それで探してたの。でもね、

私まだ分からなくて。」

JH「……俺がAを避けてた理由？」

「………うん。」

JH「俺はね、あの頃……」

一息置いてハニちゃんが話し始めたとき、

音を立てて誰かが食堂に入ってきた。

不意に振り向くと

「……ジョシュアさん！？」

JH「え？」

JS「ごめんね、お邪魔だったかな？」