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Aside
JS「私の初恋ね、今の彼氏が相手なんだけどね…」
ゆっくりとジヨンちゃんは話し始めた。
JS「…会いたい。とか、離れたくない。とかね。」
ジヨンちゃんのした恋を、私は静かに聞いていた。
話しているときのジヨンちゃん、すごく
暖かい、優しい、女の子の顔をしてた。
彼氏さんのこと、大好きなんだってすごく伝わる。
JS「…こんな感じ。Aちゃん感じたことない?」
「…よく、分からないや。やっぱり私のは、恋って言えないのかも。」
JS「そっか…。結局は、Aちゃんの気持ちが大事だから、これ以上はなにも言わないよ。」
その言葉に、少しだけ、ほんの少しだけ
焦った。
だって、私がいつまでも結論を出せないでいると
前進できないってこと。
ハニちゃんへの気持ちがなんなのか、
自分でつきとめないとだめってこと。
「ハニちゃん……。」
思わず、ハニちゃんの名前を口にした。
?「……なに?」
え?
「………ハニちゃん…!?な、なんでここに…」
JH「別にいるよ。ここで働いてんだから。笑」
あぁ、ハニちゃんの笑顔は、なんだか落ち着ける。
「…今、話せる?」
JH「…うん。あっち行こっか。」
あわよくば、ハニちゃんへの気持ちがなんなのか分かれば
いいと思った。
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作者名:もる。 | 作成日時:2019年3月31日 13時