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MH side
「 A、いつ帰るの 」
貴方「 え、遠回しに帰れって言ってるの？やだ一生帰んない 」
「 いや帰れよ 」
むっ、と唇を突き出して「やだー」とマイペースにベッドで寝出した。
こいつは本当に無防備で、仮にも僕は想い人なはずなのに、どうして良い格好しようとか、緊張するとかないんだ。
知り合ってから半年が経ったけど、未だに言動が意味不明だし掴めないところがある。そこはジュナヒョンを遥かに上回ってる。もはや異次元の生き物のように思えることもある。
年は2歳しか変わらないくせに、やたらと子供っぽいし、危なっかしい。
俺のこと、カッコいいって、好きって言うわりに、ジュナヒョンにすぐ引っ付くし。
人見知りのくせして懐くのは秒だし。
ムカつくことも沢山ある。むしろ、悪い所の方が目立つ。だけど、何故か放っておけない。
貴方「 ねーハオちゃん、今日ここにお泊りする 」
「 はぁ？……あのね、ここには僕とジュナヒョン以外に11人も住んでるの。会うの不回避だよ 」
貴方「 ……いいもん 」
「 全員男だぞ？分かってんの？」
もっと言えば、今一緒にベッドに座ってる俺も男だけど。
分かってるもん、と枕を抱きしめる。
小さな頭に手を乗っけると、猫のように擦り寄ってきた。
貴方「 それに、ハオちゃんが守ってくれるでしょ？」
へへ、っと笑って、ぎゅっと俺の手を握ってきた。
絡まった指。小さな手から感じる熱に、胸がドキリと音を立てる。
「 ……もしかして今日荷物多いのって着替えだったわけ？」
貴方「 はい！準備は万端です！」
「 ああそう…もう、勝手にしなよ 」
貴方「 わーい！」
やわやわと握ってくる。ほんとに、警戒心無さすぎてこっちがイライラする。
俺じゃなかったら間違いなく喰われてたよ。
こんなガキンチョぱくだよ。一口で終わる。
「 A、」
貴方「 ん〜？」
一目惚れはしないタイプだ。
重要なのは中身だから。
そう思ってたのに。
このダイヤモンドみたいなビジュアルの、へんてこ女に俺は、一生抜けられない迷宮へ落とされたみたいだ。
されたい放題だった手を一旦外して横に寝そべり、右手を握り直す。今度はもっとぎゅっと、指を絡めてて。
キョトンと見つめてくるAを鼻で笑う。
その頭に左手を添えて、ポンポンと撫でた。
「 俺以外と二人きりになるの禁止ね 」
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たわし - ジョンハンの絡みまじで最高！めっちゃ笑った！爆笑 (2019年7月8日 3時) (
レス) id: 85d98be7fd (このIDを非表示/違反報告)
エイサシ48 - ミョンホ！！！神かよ！！イケメンすぎだわ！ (2019年6月19日 16時) (レス) id: 9709de55c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：密 | 作成日時：2019年6月4日 23時
