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＿一話 ページ3
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天城side
──目が覚めると、目の前に広がるのは見慣れない白い天井。
俺、天城慎也は身に覚えのない知らない部屋にいた。
「…何だよ、これ」
小さく呟き辺りを見渡すと、一面白で統一された部屋。
そして周りには、同じく連れて来られたのであろう奴らが数名。
性別も年齢もバラバラ……見たところ、半数以上が俺より年下のようだった。
そんな中、言葉を発さずじっ、と辺りを確認するように見る人物が1人。俺より年上であろうそいつは、天井の一点に目をとめた。
疑問に感じ同じ方向を見ると、白い部屋にひとつ場違いな雰囲気を醸し出すスピーカー。
「あー、テステス。」
突然聞こえてきた声に全員の肩がピクりと反応する。
「初めまして、諸君。私は…そうだな、支配人、とでも呼んでおくれ。
今からお前らには、とあるゲームをしてもらう」
これは、長いゲームの始まりにすぎなかった。
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続く
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作者名：＊藍夢ナズ＊ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nazuna920
作成日時：2016年8月9日 17時
