人類消滅事件

２話 ページ3

澪は
芽衣に悟られぬように
取り敢えず
芽衣の
居場所を
聞き出しました


澪
「芽衣
今､何処に居るんだ？」

芽衣
「学校だけど
今日なんかあったけ？
学校に
誰も居ないんだけど」

澪
「分からないが
取り敢えず
俺が
迎えに行くから待ってろ」
芽衣
「うん分かった
待ってるから
早く来てね」

澪
『芽衣は
素直に言う事を
聞いてくれるから
こういう時助かる』


澪は芽衣が居る
龍天中学校に急いだ
その途中
友達の
龍也と咲輝に会った


龍也
「お前らは
無事なのか？」

咲輝
「そうなのよ
なぜかしら？」

澪
「俺は
朝､悲鳴のせいで
目が覚めて外を見たら
人が次々と
消えていたんだ」

咲輝
「そういえば
澪､
今から何処に行くの？」

澪
「今､芽衣のいる
龍天中学校」

咲輝
「芽衣ちゃんは
この事態に
気づいてるの？」

澪
「いや
気づいてに無いよ」

龍也
「良かったな
お前の妹が
この事態を知ったら
驚いて倒れるからな」

芽衣
「誰が倒れるの？」

芽衣以外
「うわっ」

澪
「どうして
ここに居るんだよ」

芽衣
「ウフフ。
お兄ちゃんが遅いから
来ちゃった」

澪
「へぇ〜」

芽衣
「ていうか
やっぱりなんか
隠してるよね」

澪
「いや〜
何も隠してないよ？」

芽衣
「あっ
嘘つきの顔だ
お見通しだもんね」

澪
「分かったよ
話すよ
町の人達が消えたんだ」

芽衣
「そんな事
あるわけ無いじゃん」

澪
「嘘じゃないんだよっ!!」
芽衣
「…｡
お兄ちゃん､怖い」

澪
「ごっゴメン」

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