＝スキ・５＝ ページ5
「もぅ。。に、兄ちゃんのばかぁ・・。」
とろりと蕩けた涼介が拗ねたように言って
俺をじっと見つめながら、ふわりっと動き出す＿＿＿
「にぃちゃぁ＿＿＿」
涼介の甘い香りのする腕が、俺の首に回り
ぎゅ。っと抱き着いた。
「涼介、どーした？ふふ・・」
「兄ちゃん、兄ちゃん・・にぃちゃぁ・・」
「ん〜。なーに？」
「兄ちゃん・・好き。・・すきぃ。。」
「ああ、涼介。俺も好＿＿＿」
そう甘く問い掛けようとした俺の横で
鳥カゴに居たピーちゃんが、ぴょこ。っと飛び出し
ぱたた〜〜。って黄色い羽を広げ飛び上がった＿＿＿
「「あっ。。」」
２人、声を合わせ、ピーちゃんの行方を目で追った。
ピーちゃんは『ピヨ。ピ、ピピ。』と鳴きながら
ぱたたー。って涼介の頭のてっぺんに
ぴこ。っと止まった。
「・・涼介の・・頭に＿＿」
「ん。。・・ピーちゃん止まったー。」
そう言ってから、涼介の目玉が
きょろり。っと上を向いた。
その涼介の顔が、あまりにも可愛くって
もう一度甘く囁き掛けようと・・した
俺の気持ちが重なって＿＿
ピーちゃんが『ピピっ。。』っと鳴いてから言った・・
『リョウスケ、スキダ。。スキ、スキダ。。』
「「＿＿＿＿＿っっ！！！？？？」」
俺と涼介は、顔を見合わせる。
俺は超うな垂れて
「ハッズ〜〜〜〜〜ッッ。。」って・・。
涼介はクスクス楽しそうに笑い
「ん？・・あれ、ピーちゃんに・・
告白・・された・？？」
肩でため息をついて俺は・・
「ちっげ〜〜ってっ。それ・・ピーちゃんのはー
・・なぁ、涼介。」
「なぁに。」
「俺言ったろ、お前に会わない様に
実家帰って来てたってさ。」
「あ。ぅん・・言ってたね、さっきー。」
「それ。それの・・あれでー・・なんだっ・・
え〜・・そのさ、帰って来てた度に・・言ってた訳だ。」
「・・いってた・・？」
「そ〜〜。俺は言ってたんだよ＿＿
お前の事、陰ながら見てて・・それも
そのピーちゃんの横で見てたんだ、お前の事。」
「おれのこと・・見てた？
ピーちゃんのよこで・・。」
「ああ。・・あ〜〜ハズっ。
俺はピーの横で言ってたんだよ。
独り言ブツブツ・・そうやってさ。」
「ぶつぶつ・・。どうやって？」
「だ〜か〜ら〜。
お前は俺を辱めたいのかっ。
あ〜だから、『涼介好きだ。』って
ずーっと言ってたんだ。そ、それを
ピーが覚えちゃったんだろ・・ったく。」
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あひる☆(プロフ) - konokuroさん» わぁ〜このちゃんだ〜☆うっでしー。最高ありがとぉ〜〜！！ (2018年10月5日 14時) (
レス) id: c4bfe5cba0 (このIDを非表示/違反報告)
konokuro(プロフ) - あひる☆さん» 完結、おめでとうございます！やまさん、やぶさんから始まり次から次へときゅんきゅんしました(〃ω〃) じんじん。最高です！ (2018年10月4日 19時) (レス) id: 8ceddc39fa (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - konokuroさん» きゃふっ。。ありがと〜〜。うん！！そうなんだぁ〜〜ありさんちねさんだよ〜（ё）がぁがぁ。がんばるぞぅー。 (2018年9月23日 19時) (レス) id: daf5fa2131 (このIDを非表示/違反報告)
konokuro(プロフ) - あひる☆さん» たかさん、いのさん読みました！！いのさん、かわいすぎ(〃ω〃)いのさんに悶えてるたかさんもいいですな。次はありさん、ちねさんですか！！楽しみにしてます(〃ω〃) (2018年9月23日 12時) (レス) id: 8ceddc39fa (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - konokuroさん» わぁ〜ぃ。このちゃんきてくれたー（＾−＾〃）たんのうしてくれたんだぁ〜♪よかった〜！そうそう次はたかさんいのさんだよー。たんのうしてくれるといいなぁ〜(^o^)丿 (2018年9月22日 17時) (レス) id: c4bfe5cba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2018年9月15日 13時
