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結衣「あっははははははははははは！！！！！
なによこの茶番は！！！
ほんっと笑わせてくれるんだからぁ！！！
親友？約束？
こんな殺し合いの世界で、そんなもの存在するわけないでしょぉ？馬鹿なのぉ？
あははははははははっ！！！！！」
勝った喜びからなのか、
上条さんは気が狂ったように笑いだした
結衣「勝った.. 勝ったぁあぁぁ！！！
生き残れる..！！後半戦でも絶対生き残ってやる！！
あっはははは..っ！！！」
『·········』
僕は、よろけながら監視カメラに近づいた
『おねがいします.. 助けて..ください..
安井くんだけでもいいから..っ』
すると、すぐそばにいた上条さんが僕に顔を向けた
結衣「あはっ 恐怖で頭どうにかしちゃったぁ？
安心して？あんたは明日の投票ぎりぎりまで
たっぷり生きさせてあげるからぁあ！！！
ねぇ、今から大切な親友が自分のせいで死んでいくのを間近で見るのってどんな気持ち？
ねぇどんな気持ち〜？」
『······安井くんに投票したら
今夜、上条さんを殺すから..っ』
一瞬、上条さんは眉をピクっと動かした
結衣「はぁあぁぁ？
あんたみたいなマヌケな人狼に！！一体なにが出来ちゃうってわけぇぇえぇ？」
そう言ってまたゲラゲラと笑いだす上条さんを
僕は睨みつけた
結衣「なによ、その目は？
ふんっ.. もういいわ
遊びの時間は終わりよ
あの世で好きなだけ友達ごっこしてなさいッ！！！」
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時間まで、残り1分を切っていた..
力なく床に座りこんでいる僕は、正面をみると
安井くんと目が合った
僕は彼に頭を下げて、心の中で何度も何度も謝った
ごめん..
本当にごめん..っ
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頭をあげると、安井くんは
優しい顔で
そっと、首を横に振った
僕の目には、じわっと涙が溢れだした
.
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真琴「時間よ..っ！！ 投票！！！
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3！！ 2！！ 1..！！！」
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目を閉じるその瞬間、
狂気に満ちた顔で笑う、上条さんの姿が映った
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結衣「死ねッ！！じんろぉぉおぉおぉッ！！！！！」
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涼香 - はじめまして！とても面白かったです。ハッピーエンドの話も見てみたいです！ (2021年1月22日 10時) (
レス) id: 84fc06f980 (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - これはすっごく頭つかいましたー。怖いのになぜか読んでしまう…不思議な感じでした！ (2020年1月28日 1時) (レス) id: 985d7c4caa (このIDを非表示/違反報告)
りょうか - 最初の方にすぐ殺されとったけど、なんかすごい現実味があって面白かった。安井くんすごいって、途中から感心しとった (2020年1月15日 16時) (レス) id: b5becbd2a0 (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - せりなさん、初めまして。お忙しい中の更新ありがとうございます！人狼側になった2人がどんな結末を迎えるのか…続きが楽しみです!!これからも応援しています！ (2019年12月16日 14時) (レス) id: 22dfc717d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せりな | 作成日時：2019年12月10日 14時
