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結衣「私、分かったことがあるんだけど」
食堂について最初に口を開いたのは上条さんだった
大「なに？上条さん」
結衣「まず占いの結果だけど
私、今日死んでた岸くんを占ったんだよね」
まさかの発言に誰もが驚いた
真琴「は、なんで？
なんで用心棒をわざわざ占うわけ？」
結衣「やっぱりどう考えても怪しかったから
あのタイミングで用心棒を名乗りだしたのが」
大「······それで、分かったことってなに？」
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結衣「······もしかしたら岸くん
狐だったんじゃないの？」
···は？
狐？
一体なに言ってんの..
結衣「だって彼、首輪で殺されてたんでしょ？
狐は占い師に占われると死ぬってルールに書いてあったよね？」
真琴「あ、確かに..」
ミモリ「ちょっとまって..
それじゃあ、人狼は..？
人狼は昨日の夜、誰を襲撃したんですか..？」
結衣「人狼が誰の部屋に行ったのかは知らない
ただ、襲撃に失敗したことは確かだね
本物の用心棒に阻止されて」
真琴「なるほど、そういうことね」
ちがう..！！
上条さんは間違ってる..！！
でも、ここで真実を話したら
僕が人狼だということがバレてしまう..
だからと言って、このままだと
上条さんが本物の占い師であることが証明されたとみんなに思われたまま今夜吊られてしまう..！！
どうしよう.. どうしよう！！
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作者名：せりな | 作成日時：2019年7月18日 0時
